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エリは言った。
「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」
ユウタは言った。
「うん、いいよ」
エリは言った。
「メモを一緒に見てもらってもいい?」
「うん」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
みんな思ってるのの倍
あんぱんのキャラ
その時点で
そいついつか
どっか出掛けられてる
小さい男
○○しようと考えていた
二百人以上
粗めの
恐竜が着てる着ぐるみ
それ一つ○○したら
梅
○○が持って来てるからだ
先送り出来る
どこで止まれるか
二人で力を合わせて○日で
しゃんしゃん
交渉 紙面
最高のを
ハングライダー
横顔見て
顔が見えて
○○から持って来た
○○はまだ中に入って無い
黒い消しゴム
つっ立ってる犬のキャラ
推しの○○な
多いよな
それやって出来る
それをやると出来る
手作りの○○味方
空いてる日
飛び出して来て
作る方が
しょうがの薄切り
ビーム 唇
明日入る
あいまって
そよ風 入って来て
長い廊下が終わって
波 かっぱの皿
家での花火が終わったら
アンバランス
牙が
一つ浮かんだ
普通に開いたら
それを二個
敵は○○に
手が冷たい
白い階段
エリは言った。
「白い階段。白い階段でなにするの?」
ユウタは言った。
「これ?」
エリは言った。
「これなんか変?」
「変ではないけど、なんていうか、なんて言っていいか分からないな。白い階段ね、白い階段でなんだろう」
「白い階段でなにするの?」
「きつね関係あるかなー」
「きつねは本物のきつね?」
「本物のきつねじゃなくてきつねのキャラだと思う。きつね関係あるかなー」
「きつねのキャラがなに?」
「きつねのキャラ関係無いかな」
「きつねのキャラ関係無い。白い階段でなにするの?」
「白い階段をカニカマ達が跳ねて上がって行って。上まで着いたら跳ねて下りていく。下までいったらまた跳ねて上がっていく。足は無いカニカマ」
「トレーニングしてるの?」
「トレーニングでは無いかな。施設の人にやらされてるのかな」
「無理やりやらせれてるの?」
「お金もらってるのかなー」
「ショーみたいなこと?」
「ショーみたいなことかなー」
「盛り上がる?」
「どうなんだろう、分からない。カニカマの数は多いのかな」
二人は一緒にユウタのメモを見る。
二つ○○ると
普通は○○でいい
まだ沢山ある
鉛筆の後ろ側で
上手くいったら
ちょんと
○○が少ない方が
そんなに早く○○するとは
そこまで言ってくれるなら
15筋
見逃した
今あるのが終わったら
開けまして
○○な幼馴染みが居て
ばらつきがある
むらがある
○○が音を立てて
もう一回言う
何度も試作を
引っくり返すので
同じとこ
どこで太もも
気を抜かない
貰った おもちゃ
表に回って
言われるままに横に
ホースが
ノールックで
まあサンド
○○取って来たら
その位置づけ
一緒に遊ぶ
三十分で寝てる
守ってくれるものが
なかなか先には
くっ付く
そっちで無くなってる
夫 舵を切る
時間 磁石
また見る
○○を活かして
ここで終わって
波と一緒に見える
その絞り方
選んだ方
煮込みが
○○なくていいのを○○んで
○○無しの
それまで楽しみが
モデルが
○○の言う通りだ
マッサージで眠る
魚 動かしてみる
アホか
○○と一緒には
子供の足
スタートダッシュ
それはそれでいい
まずその部品を
また同じ塩を
海辺の石の上
その前の家から
覗き込むママ
落とした音
新手の
バターがひっくり返し
○○を配達
当番で
ライブ
勝手に決めちゃって
花の○○
そこまで言って進めない
千 針金
考えまとめ
ただ一つは
バランスが
一応○○な顔してやっといた
うつ伏せ下敷き
エリは言った。
「うつ伏せ下敷き…」
ユウタは言った。
「下敷きは字を書く時に使う下敷き」
エリは言った。
「うつ伏せ下敷きでなにか考えてもらうのかな」
「考える?」
「考える」
「うつ伏せ下敷きなんだろう、限られてる気はするけど」
「うつ伏せ下敷きでなに?」
「どうなんだろう、やっぱり限られてると言うほどではないのかな」
「うつ伏せ下敷きなに?」
「うつ伏せの人の横に誰か居るのかな」
「うつ伏せの人の横に誰が居るの?」
「うつ伏せの人の横に弟が立ってるのかな」
「うつ伏せの人の横に弟が立っててそれで?」
「弟に「姉ちゃん邪魔」って言われる」
「お姉ちゃんどうするの?」
「弟に「下敷きの上に消しゴム乗せて」って言う。弟は消しゴムを姉ちゃんが片手で持ってる下敷きの上に乗せてあげる」
「優しい弟」
「姉ちゃんは「消しゴム引っくり返せたら拍手して」って弟に言う。姉ちゃんは下敷きを振って消しゴムをひっくり返そうとするけど失敗する。それでひっくり返らなかった消しゴムが乗っかってる下敷きを弟の脛に投げる」
「ひどいお姉ちゃんだな」
「弟は冷静に「そんな事するなよ」って言う」
「もっと怒ってもいいと思う」




