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 エリは言った。

「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「メモを一緒に見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


そこありがたい

別々に入って来て

テレビ番組の○○県

一苦労

同じようにやってたけど

ここでしばらく

一発で○○させる

取り組み

風に○○して

いつ○○回したら

きっとあるから

いつまで待てば

本当に起こる

あったらいい

四以上

○○あたりフランスで

揺らしたら

今書いた文

○○を落とすの

アウトの

全員○○して

バランスが取れてる

W過ぎる

横それだけ

ペンの記憶

普通だと

全員パー

過去に何回か

困ったことが

明るくすると

前半部分で

投げ輪の時の体

なかなか思い出せない

力持ちのクッション

カステラが○○動かす

もう○○した方がいい

恐竜のキャラ飲食店

あとジャンボ

それが○○だったら

ライブ終わり

第一声

変わっていったから

トカゲ

○○したら猫

もっと先の事だと

揺れてる梅

○○向いたら

もう一人の人

前回は

二人で見てて


 エリは言った。

「二人で見てて。なにを二人で見てるの?」

ユウタは言った。

「二人で見てる。一人で見てる」

エリは言った。

「一人でじゃないよ、二人で見てる、なにを二人で見てる?」

「なんだろう二人で見てる」

「二人はどういう関係?」

「それはいいや、二人で見てるもの」

「なにを二人で見てる?」

「鞄じゃ無いしな」

「鞄、なんで鞄?」

「鞄じゃ無い」

「鞄だったらどんな鞄?」

「鞄じゃ無い」

「二人で見てるもの」

「グランピングじゃ無いしな」

「グランピング。二人はグランピングしないでグランピング見てるの?」

「グランピングじゃ無くてなんだろう」

「二人で見てる。なにを二人で見てる?」

「山菜採りを見たいけど、それは二人が見てるものじゃ無いしな」

「ユウタ山菜採り見たいの?」

「少し見たい」

「山菜採りしたくはないの?」

「したくはない。腰が痛くなりそうじゃない?」

「山菜採りって腰が痛くなるの?」

「知らない、それはいいや。なにを二人で見てるか」

「なにを二人で見てる?」

「ゆで卵じゃないけど、ゆで卵惜しいような気がする」

「ゆで卵みたいな形のもの二人で見てるの?」

「ゆで卵みたいな形なのかな」

「形かどうか分からない?」

「分からない」

「なにを二人で見てる?ゆで卵が惜しい」

「二人でキャッチボール見てて…」

「二人でキャッチボール見ててどうなるの?」

「キャッチボールが上手」

「上手なんだ?上手なキャッチボール見ててどうなるの?」

「見てるうちの一人が右隣の人のズボンの左の前ポケットにどんどん飴を入れていく」

「飴入れられてる人はどうするの?」

「飴入れられてるの気にせずに上手なキャッチボール見てる。飴入れてる人もなるべくキャッチボールの方を見ながら飴を入れていく。飴の大きい袋の中の飴を左の前ポケットに入れていく。ポケットがぱんぱんになるまで飴を入れる」

「ポケットぱんぱんになってどうするの?」

「飴入れられた人はぱんぱんになったらポケットを見て無言で飴入れた人と左右入れかわる。そしたら今度は飴入れてた人が右の前ポケットにどんどん飴を入れていく。飴入れられてる人は上手なキャッチボールを見てる」

「二人はなにがしたいの?」

「二人はキャッチボールを見たいんじゃないの」

「飴をポケットに入れるの止めたら?」

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


長い間○○

劣ってる

とっさに

(きん)から 

二個三個

もっとずっと

ベルがいくつ

羽織ったものに

戻って来てくれた

かすかな摩擦音

なにも前髪

土に当たった腕

その上にある○○を

夜中に十分(じゅうぶん) 

ぎりぎり当たらなかった

倉庫

それでも持ってる

コンビ○○枯れても

前から来た

おにぎり棒

ぶん投げおわった

呼ぶ音

周りの音気にしない

空手岩

集めてた

受け取る(がわ) 

あの世の一歩目

月一のペースで

ただすっぱい物が

喋り出したカメラ

百項目

よいしょの声の時の風

繰り返し繰り返しで

どくんどくん

表で

早起きして

それを受けて

同じ衝撃

真剣に取り組む

ここで○○ブレイク

乱された

高すぎる

大体の○○がそう

やっとファストフード

それ○○には分からないんだけど

○○の地下で

○○が接すると

そこに入らないと

○○な道(とお)って 

進めていくの

落としたら

懐かしいもの見て

その上に乗って来た

二つ手に入れる

形が変わる

全部無くなる

もみもみ

人口変わらない

流れでいうと

赤ちゃんのおむつ替えてる

スムーズ

ついに素人

それを受けることにする

次から次へと

リュック パンダ

バスタオル

ハンマーの周りを

ぴたりとはいかない

置くのが

もう一つ○○したら

一回挟もう

一回大葉


 エリは言った。

「一回大葉。一回大葉をどうするの?」

ユウタは言った。

「なんだこれ。一回大葉をどうするんだろう」

エリは言った。

「なにか料理?」

「料理中なのかな、なんだろう」

「一回大葉をどうするの?」

「大葉柄のフリスビーは関係無いし」

「大葉柄のフリスビーは無さそうだね」

「フリスビーじゃ無くてなんだろう」

「一回大葉をどうするのか」

「長靴」

「長靴がなに?」

「長靴を履いてる人」

「長靴を履いてる人がなに?」

「長靴を履いてる人がなんだろう」

「雨の日?」

「雨の日なのかな」

「雨の日かどうか決めたら?」

「分からないなあ」

「決められない?」

「う~ん」

「そうか、長靴を履いてる人がなにか」

「長靴を履いてうろうろしてる」

「なんでうろうろしてるの?」

「一番小さいボウルが見つからない」

「ボウルってなんのボウル?」

「料理に使うボウル。それが見つからなくてうろうろしてる」

「料理してるの?」

「多分」

「多分なんだ?」

「うん、一番小さいボウルが見つからなくてうろうろしてて、探しても見つからなくて一回大葉一枚を手の平に乗せてぱんって叩く」

「なんで一回大葉を叩くの?」

「探し物が見つからない時のルーティン」

「そんなものルーティンにするなよ」

「大葉を叩き終わって探してても見つからなくて、大葉を一回ちらっと見る」

「もう一回大葉を叩く?」

「叩かない我慢する」

「大葉叩くの一回しか駄目なんだ?」

「一回しか駄目。一番小さいボウルを探す」



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