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エリは言った。

「ねえ、メモを見せてもらってもいい?」

ユウタは言った。

「うん、いいよ」

エリは言った。

「メモを一緒に見てもらってもいい?」

「うん」

二人は一緒にユウタのメモを見る。


水風船の中になにかある

それでもだいぶ

逃さない

○○を振り払って

それは広げるの

それまでにしよう

エビにされる

不思議とキツネ

ハンガーに

○○個詰め込んで

横向いたら

轟く

遊ぶ蜂

コッペパンの上

その中の一つに

カプセル リス

黙々とやっていける

すっとね

お膳でなにしてる

○○(場所)で選ぶの

恐怖の(よる)

でかいの待ってる

牛乳二つ

垂れ目の彫刻

革の手袋して

長い棒

庄屋

一人○○してた

反省 ゲーム

そこまで○○せなくても

刺身の中の一切れが

全部お腹

僕の周りには居ない

標高3000メートル

季節の物じゃ無い

シンク

棒アイスクリームが考えてる

二台軽トラ

役所出て

こじらせて

バウムクーヘンの穴に吸い寄せられて

溶け切る前に

あちこち

腰も○○

いいうちの

普段は出来ない○○を

夢が消えていく

栗の木は

女王

そのすべてを

唐辛子

ちょいちょい捉える

人形滑る

スタートシグナル

ツーパタン

抜かせるの

無数に

その楽しみ方が

休みの日に

そこまでじゃ無い

作り出してきた

驚く群れ

みかんとの関係

先方より

ほったらかして

違うの二個

おもちゃ 煮物

明らかに少ない

先 短い

肉まんそんなもん

五分(ごふん)の動き

気持ちここにある

もう(はじ)かれて 

思い出の地に立って

悔しい馬

マイナス○○度の(ほう)方が 

水筒がチェックしてる

それやっといてくれたら

よくあるみたいで

そういう話がないな

そこらへんで

より多くの金を出す

それですごくさっぱりした

池の所々

それで先にする

それだけやっても

これから少しずつ

忍者の足まで

背もたれ○○だから

すでに面倒臭い

そっちに集められる

素晴らしいのを見て○○見る

変わらず閉じる

にこにこ面白いの

一緒にやっていこうか

一緒に泊まれない

厳し過ぎるの

ブラッシング

○○用の

レモンが目ん玉

並んで無かった

ゲームのダンジョンの中

そこまでは出来ないかも

同じでもいい

引きずっていったら

それどっちの

ぷりんちゃん

周りの丸い物

○○られるの待ってる

自宅で○○した

圧縮スピード

いつもは十時半


 エリは言った。

「いつもは十時半。なにがいつもは十時半?」

ユウタは言った。

「午前十時半。いつもは十時半、なんだろう」

エリは言った。

「午前十時半なんだ?なにがいつもは十時半?」

「いつもは十時半にヨガマットを両手で持って上下に振る」

「なんでヨガマットを両手で持って上下に振るの?」

「運動なのかストレス発散なのか自分でも分からない」

「ヨガはしないの?」

「ヨガはしない。したこと無い」

「なんでヨガマットを買ったの?」

「両手でヨガマットを持って上下に振りたくなって買った」

「そうなんだ?変わってるね」

「今日は十三時にヨガマットを両手で持って上下に振る」

「なんで今日は十三時なの?」

「今日は仕事が休みだから、十三時にヨガマットを両手で持って上下に振る。いつもはヨガマットを両手で持って上下に振った後に紅茶を飲むけど、今日は紅茶は飲まない」

「紅茶を飲むかどうかはどうでもいいや」

 二人は一緒にユウタのメモを見る。


そこでかわせた

手伝ってくれる人が欲しい

○○のキーが

間違って曲がってしまって

それだけジャンケン

これまでもこういう事はあった

反応が無いから

残さずすると

ここらで

そっちのマッチが

あってるのマッチ

人 まばら

追加追加

悩んだらする

へっちゃらの

20

パン屋

毛糸の

(くし)

春巻き作ってる途中

二台のカメラ

見てられない

素敵な歌を

待てばいい

荒ぶるのを

外出の時に鍵かけて

○○を仕方なく

決まった向きで

それは作ろうと思ってる

もう始まってるんだ

諦めると

少し少ない○○で

返ってくるから

そう見てる

同じようなつくりの

積み上げた

競技 水

同じように出来る

それ始めてから


 エリは言った。

「それ始めてから。それ始めてからでなにか考えて」

ユウタは言った。

「それ始めてから。なんだろう」

エリは言った。

「それ始めてからなに?」

「タオルハンカチ使い始めてから」

「それ始めてからとちょっとずれてない?」

「そこは見逃して」

「いいよ、見逃そう。タオルハンカチ使い始めてからなに?」

「寝つきがよくなるじゃ無いしな」

「寝つきがよくなるじゃ無い。タオルハンカチ使い始めてからなに?」

「タオルハンカチ使い始めてからあまり家族と口喧嘩しなくなった」

「なんでタオルハンカチ使い始めたら、あまり家族と口喧嘩しなくなるの?」

「偶然時期が同じくらいなだけだったんじゃ無いの」

「どうしたら家族と口喧嘩しなくなるの?」

「なんだろうな、人には本当に苦手な事があることを知ったら違うかもしれない」

「それで変わる?」

「自分が発達障害って知って、そのあと発達障害の事を少し知ったら人への態度が少し変わったから、それで変わるかもしれない」

「ユウタ優しいもんね」

「そうかな、注意はしないけど怒ってる時は怒ってるけど」

「でも優しい」

「うん、それなら良かった」

「褒められて恥ずかしい?」

「恥ずかしくない」

「いや、恥ずかしいだろ」



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