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夜桜と丑三つの戦乱  作者: 廣川紫翠
第二章“狂花の死闘”編
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第十七話「滅殺」

「馬鹿な。馬鹿な?何でだ。なんでだぁ‼︎俺が死ぬわけねぇだろ⁉︎なんでなんだよ!くそっ!クソァおおおおお!お前がsiねよ!あ@ajpajpgat@wtatangjajj16725な、こららぉなえ。この☆42〆2おおおおおと!」

レオに喰われ続け、ほぼ声が挙げられなくなった状態で、ひたすらに声をだす。それが例え、人類が理解できない支離滅裂な発音だろうと。

さらには、星形弾に体を完全に消され、“虚空”の魔皇神の適性者(アザトース・スペック)。ヴィート・アザリアは死んだ。









快進撃は。それまでだった。


また現れる。死の糸を携えた、蜘蛛女が。

「フフッ!キャハハっ!まぁ、取り敢えず、死んでちょ」

そういって、彼女の、影が。伸びた。

更に。その影が、獄炎の腕となり、星華を焼き尽くし、阿崎を糸で脳を貫き。

俺にこう言い放つ。

「アンタがいくらループしようが、殺してあげる。取り敢えず、また、絶望だね?おつかれー」

「ぁ」

智也。彼は――蔦により。全身を圧殺された。




























































「かはっ」

嘔吐感に苛まれ、文字通り涙を流す程、吐き続ける。

「よぉ。死んでくれよ?「弟」君?“虚空断絶”」

――また同じ展開かよ。もう飽きたよ。死ぬのなんぞ、懲り懲りだ。――

彼は内心そう呟きながら虚空による、空気をも蹴散らすその断絶の刃を身構える。

しかし、その時はやってこなかった。

「碧牙……お前」

「ああ。助けに来たよ。智也さん」

「悪いな。ん?待てよ?」

彼の……権能を思い出し、内心で一手を構築してゆく。そうしてやっと理解した。

「アイツの倒し方が」

「教えて下さいよ、智也さん」

「ああ。良いぜ、勿論!……コホン!先ずは一つ目。このクソヤロウ。コイツは、俺の姉貴で倒せる。」

と、目の前の、ピクリとも動かなくなった黒髪の覇気のない双眸を指差し、そう言う。

「次、二つ目だ。二つ目は、暴食の悪魔。ベルゼブブだな。アイツは、俺とお前、そして朽葉で行く。」

「そりゃ何でだ?」

当然の疑問に対し、はっきりと告げる。

「俺とお前じゃ力不足。何故なら攻撃役しか居ねえから。その点、朽葉がいりゃあ、回復役も揃うだろ」

「なーるほど」

「そして、」

と前置きし。

「三つ目の、蜘蛛女対策でお前が必要だから。かな。」

と告げ、その後の行動を矢継ぎ早に下した。

「阿崎ぃ!姉貴出してそこのクズボッコボッコにしとけ!んで、朽葉ァ‼︎俺と佐助と来い!」

「わ、分かった!“影天”!!」

「え!?あ、はい!」

と、了承の合図を取り、今度こそ最後のループ、そして今度こそ。

「この戦乱を終わらせる!」

はい。引っ張りました!まぁ、もう既に書きたいものは決まってますね!なんで安心してください!

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