表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異能世界大戦  作者: かじかじ
8/13

子供たち

「お兄ちゃん・・。パパとママがぁぁ~」

「大丈夫だ白!俺がお前だけは守るから!!」


そこには小鬼が20匹の集団を作って子供に襲い掛かろうとしていた。


「桜!あいつらの動き止めれるか??」

「うん!任せて!鋼の縛り」


桜が発動させたスキルで小鬼達の動きを止めることに成功した。


「冬夜!切れる前に仕留めるぞ!炎の狙撃手ファイヤーバレット

「任せて夏!凍結」


夏は指から炎の弾を小鬼の頭に打っていく

冬夜の方は凍結って技で小鬼体内に流れる血を固めて殺したようだ。


「紅葉!この子達の手当を!」

「わかった!」


辺りの状況を見てみると恐らくこの子達の親であろう死体が2つあった。

1つは肩から胸にかけて大きく抉れた切り傷のあと体中にも小さな傷が多数あった。

小鬼達は遊んでいたんだろうな。胸糞悪い

2つめはお腹に大きな穴が開いている。

でも、違和感が小鬼達はこんな穴を開けれるような武器は持っていなかった。


「ナナ。この傷可笑しいと思わないか?」

「よく見てるね夏!ここから微弱だけどスキルの痕跡がある。恐らくこっちの死体はどさくさに紛れ殺されたんだと思う。」


「ナナ。この事はまだ誰にも言うな!」


ナナから離れ子供たちの様子を見に行くことにした。


「紅葉大丈夫なのか?」

「うん、疲れて眠ってるみたい。」


いろんなことがあって夏達も疲れている

今日は夏の家に泊まる事にした。

その夜はみんな死んだように眠りについた。


翌日一番に目を覚ましたのは夏と桜だった。

その30分後に紅葉と冬夜が起きてきて今後の事を話し合う。


「夏?あの子達はどうするの?」

「ほっておく事はできないだろ。と、言ってもあの子達をダンジョンに連れて行く事も出来ないし」

「夏君・・・。とりあえず私達が面倒を見ないといけないよね?」

「・・・・そうだな。とりあえず何か思い当たる節があるまで保護はしてようか」


あんな小さい子達が2人で生きて行けるほど今の日本は安全ではない。

俺達が親代わりにならないといけないって事だもんな~


「夏!!!!二人が目を覚ました」


紅葉のその報告を受けすぐに二人の元へ向かう。


「おはよう。ちゃんと寝れたか?」


「俺達は魔物に襲われて・・・。その後・・。思い出せない」

「君たちが襲われている所を私たちが助けたんだよ!」


「お姉ちゃん、お兄ちゃんありがとう。」

「あ、そうだ自己紹介が遅れたな!俺は夏って言う。で、こっちが冬夜でその隣が桜。君たちの後ろにいるのが紅葉だ」

「「「よろしくね!」」」


「よ、よろしくおねが、、いします」

「で、君たちの名前も知りたいんだけど・・・。」


「あ、俺は一色黒斗です。」

「私は一色白。」


一色いっしき黒斗こくと

おそらく小学校6年生くらいの子供

まだ元気がないみたいだが恐らく元気っ子

活発な子だと思う。顔も美少年って感じだな。


一色いっしきはく

黒斗の妹

髪が珍しい白色で肌も白っぽい感じ

黒斗に比べて大人しそうな印象だな。


「うん!いい名前だね!」

「で、黒斗と白に聞きたい事があるんだけど良かったら俺のパーティーに参加しないか?」


俺達は2人に今までの事を話し是非にでもと誘ってみた。


「俺達弱いけどいいの?」

「そこは大丈夫だよ!夏がいるから」


「お兄ちゃん・・。私この人達と居たい。」

「わかった。じゃ、よろしくお願いします。」


「よし任された!」


で、このあと恒例のスキル確認をした


黒斗は『影』ってスキルらしく影を使って攻撃するみたい。

白は『陽光』ってスキル。自分が元になって大きな光を生み出すらしい。

2人のスキル相性は最高だな。


ひとまずこれで6人か。

あと24人先が長いな・・・。


評価お願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ