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05話-パン屋の独り言/閑話

「人殺し頑張ります!」


 最近自分の子供のように可愛がっている居候が朝から珍しく凹んでいた。

 こういうことは今までも何回もあった。


 ゴミ掃除をしているときに絡まれて脅されたとか、分別していなくて怒られたとか、昼のパンを落としてしまったとか。


 行ってもまだ15歳の小娘だ。

 そんな可愛らしい悩みは俺が解決してやると意気込んで、店を閉めリエの部屋で色々と語って聞かせたんだ。


 そしたら晴々とした顔になって、元気出たか? とも思った次の瞬間に出た言葉がそれだ。



『ひとごろし』ってなんだ?

 新しいゴミの名前? 掃除方法?


「社会のゴミ掃除です! この国に不要な犯罪人のお掃除です!」


 めっちゃ良い笑顔で俺の質問に答えるリエの表情はまさに秋晴れ。


 一点の曇りもない良い笑顔だった。



 審議官ってなんだっけ?

 あぁそうだ、思い出した。

 この王都にある、犯罪人を裁く場所が審議所っていう名前で犯罪人を処刑する権限を与えられているのが『法の番人』といわれている奴らが審議官だ。


 ゴミ掃除……社会のゴミ掃除……確かなゴミ掃除だな……うん。


 違うそうじゃない!



 俺がカッコつけて言った「仕事を頑張れ」って言葉の意味はそうじゃないんだ!


 リエーーっ! リエぇぇっっ!


 俺は慌ててリエを呼び止めようとするが、無情にも階段を駆け下りる音が続き、最後に裏口の扉が閉まる音がして店内は静寂な包まれてしまった。


次話は明後日8時頃公開予定ですっ


お気に召していただけましたらブクマとか評価よろしくお願いしますっ!

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