第8話 あの...うん、どうしてこうなった?
今の状況を話しますと、決闘してます。
どうしてこうなった?
遡ること3時間
冒険者登録が終わった後、説明された後の事
私は早速依頼を受ける事にした。
まぁ最初のDなので、依頼はとても簡単。
・薬草の採取
・隣町への手紙の配達(早急)
・スライムのゲルの採取
うん、なんだこれ。
最初の薬草の採取。これは普通だな。
だけど手紙の配達って、あの、郵便屋さんいないの?この世界。
まぁそれは良しとして、スライムにゲルってなに?
いや、あのスライム倒して、死骸の採取の間違えでは?と思ったが飲み込んだ。
なのでとりあえず安全そうな薬草の採取を選ぶ事にした。
「これ、お願いします。」
先ほどの受付嬢にそう言った。
「はいはい。薬草の採取ね。それじゃこの薬草と同じのを採取してきてね。場所はこの近くのソカノの森がよく取れるから。」
親切だった。うん、なんか色々と悪口言ってごめんなさい。
私は口に出さず、崇めてしまった。
「はい。わかりました。」
私は薬草を受け取ると、すぐに出発した。
門では、バッチを見せるとすんなり通してくれた。バッチ強し。
と、言うことでーなんかめっちゃ薬草あんだけど(笑)
そう、今目の前には花畑レベルに薬草がたくさんあった。
なので手に持ち切れるだけ持ちギルドに帰る。
それだけのはずだった。
ドン ドン ドン
そう音が聞こえ、その方向を見た時に逃げるべきだった。
だって目の前にサ◯◯ーンみたいなのがいるんだもん。
これ赤いマントあったらよかったな...
そう思っていると、あれは地面を二回蹴ると私めがけて突っ込んできやがった。
バキッバキバキバキ
はるか後ろにある木たちがあれが通った場所には無くなっている。
「やばい、よね... 逃げられそうにないし...」
そう私は今ここであれを倒さないと、殺さないと、私があれに殺される。
私はなぜか刀を出した。とても頑丈で鋭利にと思い。
そして、あれが倒れた木の陰から、木を踏み潰しながら出てきた。
私を見つけまた地面を二回蹴り。私めがけて突っ込んできた。
私は先程作っていた刀を地面に刺し、あれが刀を避けられない距離で、自分は直線上から避けた。
あれは刀に斬られながら、また木に突っ込んだ。
そこでやっと気付いたようだ、自分が斬られた事に。
あれは真っ二つに裂け、そのまま地面に倒れた。
ふと私は刀を見る。その刀は自分が刺したところに刺さっていた。血が付かずに。
さて、あれをどうするかと思っていると、肉が突然消え、皮、ツノ、真っ二つに割れた石が出てきた。
ドユコト?
私はここにほっぽっとくのもあれなのでそれを、薬草といっしょにギルドへと持ち帰ることにした。
これが後に決闘へと繋がるとは知らずに...
それとなんで私は持ち帰ったんだろうね。
この事象が可笑しいことに気づかずに。
これから社畜にまたなるので、投稿ペース遅れます。読んでいる方すみません。
読んでくださってありがとうございます。