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第55話 チェーンジチェンジその服チェンジ

あっぷねー...はい今日まだ投稿してない事を思い出しました。

「ね、紫乃ちゃん。その格好動きづらくないの?」


ドレス姿になった紫乃はとても動き辛そうだったからだろう、マカオはふとそんな事を聞く。


「えぇ、とっても動きづらいです...なんでドレスなんですかね??魔法少女の衣装の方がまだ動きやすそうですよ。」


そんな事を言うと紫乃のドレスが光る。


「えっ?えっ??」


紫乃はこの状況にうろたえていたが、マカオは「あぁ、そう言う事ね...」と言うほど先が読めているようだった。

というかそれはマカオの思った通りだった。


「やっぱりねー、光った時点でそんな気はしてたのよー。」


紫乃のドレスが黒いフリルやスカートを広がらせるためにパニエの付いたキラッキラな魔法少女のような衣装になっていた。


「なんですかこれは?」


「これはね、頭ん中で想像した衣装になる服ね...」


「なにそれ怖い。」


そうこの服着衣した人の思考を読んできた衣服にしてくれる魔具であった。


「まぁ、良かったじゃない?それでいつもの服にも出来るんじゃないかしら?」


紫乃はそうマカオに言われ気付く。

思考読むならあの制服にも出来るのだと。


「そうですね!」


紫乃は嬉しそうに笑う。

紫乃は世界に思い入れは無いが、その制服にだけは思い入れがあったからこそ嬉しそうに笑う。


「なりました!」


「本当に出来ちゃうのね。本当なんでもありねこの世界は...」


「そうですね。」


そこからは他愛もない話を続け歩く。

商業王国コンペルスまで...






アリドゥ方面の視点に移ります。



「これで終わりです。それで先ほど言っていた件ですが近くの冒険者チームに話がつきましはた。そのチームとは龍虎荘撃です。」


「そうですか、彼らも大変ですね。でももう早く行っても遅いかもしれないのに...」


シルフは無事コンペルスに着いた。

そしてフローズヴィトニルが出たと、そして交戦中であるということも伝えていた。


「そうですね...」


その場には重い空気のみ流れていた。

と、言うわけでね、次回から伏線消化始まります。


読んでくださってありがとうございます。

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