第49話 代償
ちゃんと火曜日です(笑)
この世界には6つの龍が存在している。
過去龍・現在龍・人龍・素龍・蝶龍そして目の前にいる天上龍つまりフローズヴィトニルだ。
六龍は元は友好だったそうだ。
けれども昔とある出来事がきっかけで天上龍は人を襲うようになったと伝承に残っている。
そして天上龍はこれまでに150万人は食べていると言われている。
今は天上龍にはルリナを倒すという明確な目的があったが昔人間に何をされたのかはわからない、けれども天上龍の目には確かにその目には怒りがあった。
では他の五龍はどうしてるかって?
これもその昔六龍は他の龍と干渉しないという不干渉の結をしたそうだ。
それはイデアを通して結んでいるものとか...
その為彼らは結を破れないそうだ......
だからこれは人と龍の復讐の物語。
語られるには...紡がれるにはちっぽけで、何も生み出さないただの空想である。
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「おい、あれを持ってこい。」
「はっ!」
シルフのリーダーらしき人は何かを持ってこさせた。
それは成人男性の身長程あった。
「なに...あれ......?」
私はそれらしきものを見たことがあった。
あの世界で言う大砲に近かったからだ。
でも大砲というに太さが大砲の1/4ほどと、あまりに小さかったからだ。
「まさか!?いかん!それを撃つのは!!」
カルは全力で止めようとする。
それが一体何なのかを知っているかのように。
その威力と、それがどんなに危険かを。
『解放を!!!!!魂の解放!!!!!!!』
「駄目だ!!!それを撃つのはやめろぉ!!」
カルの忠告は彼らには届かず彼らはそれを撃つ。
それを撃ったとき辺り一面に一瞬だが紫電が広がる。
胴からは外れたが、それは確かに確実にフローズヴィトニルの片翼が文字通り粉々ななっていた。
《人間はフぜいがぁぁぁぁぁ!!!》
それは確かに強かった。
でも彼らはそれに何も支払ってなかった。
大砲を撃つには火薬や砲弾が必要となる。
けれども彼らはそれに火薬となる物もも砲弾となる物も何も入れてなかった。
では何が必要かって?それはね...
『やっゴフッ!???』『あぁ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛』
何人かが悲鳴や吐血をする。
そうそれを撃つために必要なものはそれを撃った者と同種族の......
寿命さ。
はいはいはいというわけでして、活動報告書?だかでも記載はしたのですがこれからは投稿日を決めようかとおもいます、ご了承下さい。
読んでくださってありがとうございます。




