第42話 整律者ってな〜に?(今更)
眠さには勝てませんでした。(投稿が無駄に遅れた理由)
「クビラちゃんは感が鋭くて困りそうね、これからも。」
マカオさんはホテルの椅子にバフンっと音を立てながら座る。
「そうですね。」
私もため息を吐きながらベッドに大の字になる。
アリドゥは尻尾をパタパタさせながらベットへとダイブしてくる。
若いっていいなー...
そうマカオさんが呟いたのが聞こえた。
あれ?でもマカオさんってまだそんなにいってない気がするけど、口にしたらいけない気がする。
そんな事を考えているとマカオさんが急に聞いてきた。
「ねぇ、紫乃ちゃん。プレイディークトムの言っていた、【整律者】ってなんなのかしら?」
確かにそうだ。【整律者】という言葉は多分広辞苑には存在しないであろう。そもそもそんな言葉を聞いたことがない。
「なんでしょうね、でも2人...いえそれ以上は確実にいますよね。」
1人はプレイディークトム。
時の整律者って言われていたはず。
そしてもう1人魂の整律者。
でも実際に私たちはその人を見ていない。
あいつは『魂のとこのか!』と言っていた。
つまり最低でも2人いるってこと、いやそんなことは誰でも解る。
あの状況で分からない方がおかしいのよ。
紫乃はアリドゥを見る。
私達と会う前は、プレイディークトムと一緒に居たからだ。
「アリドゥ、整律者が何か知ってたらする?」
最悪知らないという情報だけでも良かった。
紫乃の質問の答えは、さっきまでこの場にいなかった人が答えた。
「整律者とは、13の民の代表者に与えられた称号みたいなものなのです。」
声の主は、プレイディークトムである。
「あんたどっから入ってきたのよ...?」
マカオは突然現れたプレイディークトムに少し警戒しながらも彼に質問をする。
だがマカオにとってその答えはもう分かっていた。
「それはもちろん!この預言者に書いてある通りにこの部屋の一部の空間を歪ませ、ワープをしたに過ぎませんとも。」
「えっ?あっはい......えと、それで整律者ってなんなのよ?」
マカオは分かってはいたがその原理がよく分からず戸惑ったが、すぐに考えを変え、プレイディークトムに整律者について聞いた。
「ふむふむ。なるほど答えて良さそうですね。ならば!お答えしましょう。この世界線の歴史についてを!」
プレイディークトムは整律者以外のことについても喋り始めた。
この物語、マカオの方がセリフ多い気がしてきました。
あと眠いです。
読んでくださってありがとうございます。




