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第40.5話 空想の病気

間話だよ!間話だよ。多分...

誰かの歩くことが聞こえる。


それは周りの壁や機械に反響しこの場所の主の耳へと、その音は響く。


「なんだもう来たのかよ...たくっせっかちだな。」


この場所の主は侵入者に対してそう言う。


()の大切ナ紫乃ちャンに接触すルとか何なのサ?」


侵入者はこの場所の主に向けて殺意とナイフを向ける。


「大切なじゃなくて道具だろ?本当に相変わらずだな何故お前が俺と同じなのかよく分からないさ。」


はぁ、とため息を吐きながらこの場所の主は部屋の中を歩く。

その向こうにはケースに入った機械人形がいた。


()も君が僕ト同じだなんテ心外だよ。この世はドウかしている。」


侵入者はナイフを何故か地面に叩きつける。

ナイフは金属製ではなく、ガラスで出来ていた。

中から謎の煙が出てくると、サイクロプスが出てきた。

そのサイクロプスには喉元に人が水晶の中に閉じ込められていた。


「おやおや、またそれかい。たく本当にお前さんは狂ってるよ。流石は『三大賢者が一人 合成の賢者』にして【最狂(・・)

のインサニエレ・ファチーテだな。」


侵入者は前に紫乃に勝手に改造したサイクロプスと戦わせた人であった。

前よりかは髪が長くなっていた。


「僕をソの二つ名で呼ぶンじゃない!そレにお前こそ『三大賢者が一人 魂の賢者』二して『12整律者が一人 魂の整律者』の

アニマ・メアじゃないカ。」


「俺は【狂愛】と呼ばれたっていいさ。だって俺にはアヤさえいれば何でも良いんだから!」


そう言って手を広げ機械人形に抱きつく。


「ほンとうにおかシいヨ。死んだ彼女を改造して機械人形にするとカ。さらニ、イデアに至った彼女ノ魂を呼び戻す事二半分成功するとハね。」


彼女は不気味に笑う。

そのことが面白いからではない、その執念に笑ったのだ。


彼女は改造したサイクロプスをメアに襲わせる。


「僕の彼女を舐めるなよ。殲滅!」


『了解しました。マスター。』


無表情で無感情で微動だにしなかった、機械人形は動く。


機械人形と改造サイクロプスは主人のかわりに戦う。



その戦いをかなり遠くから見るものが一人...


「ふーん、やっぱあの二人はあーなるのなー。本当に馬鹿だなー。」


男は崖に座りその場所を見る。

周りにはお弁当やら飲み物やらお菓子やらを食べながら観察する。


「ほーんと面白いねー。」


彼はそのまま戦いが終わるまで見続けた。

彼は『三代賢者が一人 罪の賢者』オップセー・バティオ。

彼の名前は彼の家族以外知らない。そんな存在である。







「封印が解けとるじゃないかぁ!」


皇帝は怒鳴る。


「やはり、あの一族は死に絶えたのか......」


力はルリナの封印をした一族のことを思う。


「って事は死神はあいつがやったのか!」


月は紫乃がこの世界にいる理由についての確信をつく。


ここは観測所タロット戦争の参加者を見定め、見届けるもの達のいる場所。


「いいから、あいつの事を全ての参加者に伝えなきゃじゃない?」


女教皇はそう言って自分の参加者に伝えに行く。


「いやいやー、皆さんこんにちは!君達がボーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとしてるから弱ってる封印解いちゃった⭐︎」


片目に横ピースしながら彼は彼らに向けて言う。


「さてさてーこれから君達はどうするのかな?楽しませてもらうよ。クククッ、フッハハ!」


彼はそれだけ言って消える。


世界(ワールド)を解き放とう...」


魔術師はこの場に居ない見届け人の名前を言ったのであった...

古戦場なので、投稿遅れる気がします。

いやほぼ確実に....


読んでくださってありがとうございます。

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