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第3話 サナノの街

すみません。なんか書かなきゃと思い、かなり適当にしてしまったので、おかしなところしかないと思いますが、ご了承下さい

「うぅ、ここは?

あれ?生きてる?でもここはどこ?私はさっきまで森にいたはずじゃ。」


彼女は知らない天井を見ながら起きた。


自分の状況を確認していると

ガラガラと音を立ててドアが開いた


「あら、目が覚めたようですね、先生を呼んできます。そこから動いちゃダメですからね。」


「は、はい」


そしてすぐに先生が来た。

どうやら私は、あの森、いや現在は森だった場所に倒れていたとのことらしい。その近くにはTHE HANGEDMANの所持者の人は居なかったらしい。

そう私1人だけが倒れていたとのことらしい。


そしてここはサナノという街の診療所らしい、だが診療所といっても専門の知識を持った人がやっているわけではなく、回復系魔法に特化した人がやっている、いわゆる休憩所みたいなとこでもあるらしい。


「あの、お金無いんですけども...」


そう言った。当然の事だ。治療を受けたらお金を払う、日本では当たり前のことをだ。


「いえ、お金は入りませんよ、私たちはお金をとりませんよ。ボランティアみたいなものなのですから。」


この村は皆んなが手と手を取り合い協力して生き抜いているそうだ。つまりは地方だから税が厳しいらしい。でも困っている人には無償で助けるらしい


「さて、治療の方は終わりましたし、これからどうしますか?」


「どうと言われても...」


お金はなく、行くあてもない。どうすれば...


「ふむ、行くあてがなさそうですね。ならば少し待っていてください。魔法屋のお婆さんを呼んできます。」


そう言われて私は待つしかなかった。しかもここまで何とも都合のいいことか。


約5分後に水晶玉を持って、フード?ローブ?を着た、いかにも魔法が使えそうなお婆さんが出てきた。


「お婆さん、このお嬢さんの適正を見てくれませんかね?行くあてがなさそうなので、適正によっては紹介できるとこがあるかもですし、料金については、私が払うから」


「いやいいよ、タダで。あんたらも金に困っとるじゃろうが。これは貸しにしとくよ。」


適正?なにそれ?つか適正によっては紹介できるとこがあるゆーても、あんの?こんな土地に...


「ほれ、この水晶に手かざしてみ」


私は恐る恐る手を伸ばした、すると


「なんじゃこやつは!」


水晶は黒くなった。もっと詳しくいうならば混沌であった


「おいお嬢さんや、お主まさか異世界人ではなかろうな?じゃなきゃこんな色にはならん。いや、異世界人でもこんな色はおかしいのじゃがの」


また、だ。異世界から来たと分かられたのはあの男を含めて2人目だ。この世界では珍しくは無いのか?いやあの男については例外か、あの男も転移者ではあったのだから。


さて今は転移者と言うかどうかだ。

まずは転移者だったらどうなのかを探るしか無いよな。


「あのもし転...」


まった、この世界では異世界人と言うのだったな


「異世界人だったらどうなるんですか?」


もうほぼ私が異世界人と言っているようなものだがそう聞くしかなかった。


「もし異世界人だとしたら、わしはあなたにこの世界の様々なことを教える。昔っから守護者から言われている言いつけを守るそれだけじゃ。」


なるほど、色々と教えてくれるのはありがたいし、ここは正直に言っときますか。


「ええそうです。私は異世界人です。ついこの前こっちに来たばかりではあります。」


「おぉ、やはりそうじゃったか。ならば言いつけを守ろうぞ。いいか今から言うことはこの世界での常識じゃ、忘れるなよ。」


そう言ってお婆さんは話始めた。


「この世界は何度も何度もタロット戦争の舞台となっておる。お主も貰ったろ?タロットカードを一枚。それをお主らはその能力を使い、全て集める。これはもう言われている事のはずじゃ。だから説明はこんくらいにしてじゃ。

さて、この世界ではお主らの常識は通用せん。

まずは魔法じゃ魔法は大体は自分がこうしたいと、思った通りに出せる。例えば火の玉を出したい。そう思えばそのまんま魔法としてそれが現実に現れる。では適正とはじゃがな、それはそいつに備わった特別な魔法って事なのじゃよ。

例えばこの、先生なんかは回復の適正でな、普通は傷を癒すだけじゃが、腕の再生なども出来る。わしには魔法の適正は無かったがな。

それと、お主らの世界でいう法律じゃな。この世界に法律というもんは人を殺してはいけない。物を盗んではいけない。その2つだけじゃ。

そしてお金。お金の単位はイノ、ナガ、ラハ、ヤナじゃ、これは、1000イノで1ナガ、1000ナガで1ラハ、1000ラハで1ヤナじゃ、それ以上の単位は存在せん。

職については、あんたらの世界にあるものは大抵あると思うのじゃ、それと冒険者じゃな。これはギルドに入って登録をすれば終わりじゃ。まぁ冒険者っても最初らそこまでは稼げんさ。ダンジョンや、迷宮などもある。そこでレアなやつを見つければ一攫千金も出来るらしいがの。

じゃから、たまに冒険者を副業とする奴もおるくらいじゃしの。

そして、上級になっていくにつれ素材の貴重さでお金は稼げるしの、根気よくじゃな。

そんなとこじゃの。

最後に、お嬢ちゃんや、あんたが異世界人という事じゃからのこれを渡す。かなり少ないが10ラハじゃ、持ってけ。

これで大体何ヶ月かは生きてけるはずじゃ。

それとまずは王都にいけ。そこで何人か異世界人がいると聞いた、中には優しいやつもいるだろうさ。あとはそいつらに聞きな」


こうしてお婆さんの話は終わった。

私はお婆さんの助言通りに、すぐに王都に行くことにした。転生者がいることを願って。

読んでくださってありがとうございます。

誤字脱字など、の訂正などありましたら、遠慮なく言っていただからとありがたいです。

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