第29話 第2章開幕 モンスターパレード
はい、第2章です!
私たちはあれから師匠に稽古を簡易的ではあったがつけてもらい、マカオさんとアリドゥは剣術を習得したのだ!
まぁ、付け焼き刃ではあるけれども...
さて、そのあと私達は師匠と別れ今はベルカという村に依頼として来ています!
依頼の内容はというと
-----緊急-----
ベルカ村近くの大森林にてモンスターパレードが進行中!目視で1024体、さらに隠れている可能性あり。
先頭はランクAのサイナハグが4体、その他ランクBのグフトワが20体後はランクC以下と思われる。
ベルカ村に到達はおそよ3日後である。
ランクB以上の冒険者がいるパーティのみ受領可能。
とのこと。
ランクAならばそこまで苦戦する事はないと3人で判断したためこの依頼を受けた。
周りには私たちを含め12のパーティがいた。
風の如く、龍虎荘撃、アストラ、ファティマ、ササメク、クルシュテン、漆黒のノマ、アイスオブアイス、画竜点睛、ネコタビ、ネクファス、そして私達、ちなみに私達のパーティに名前はない。
ほかのパーティは平均ランクBBB〜AAなのに対し、私たちのパーティは
私はAランク、マカオさんとアリドゥはBランク平均BBと少し劣っている。
多分大丈夫だと思うけれども...
「さて、時間だ。予定通りに行くぞ。精々死ぬなよ。テメェら!」
風の如くのリーダーでSランクのヴェイトスはそう言って、モンスターパレードに突っ込んでいく、それに続き私達は皆モンスターパレードえと突っ込んでいく。
私達はC,Dランクのモンスターを中心に倒していった。
私達は一体だけAランクのサイナハグを倒した。
その時マカオさんの恋人の能力はすごく役に立った。
まだ愚者のコピーをストックしてあったからだ。
サイナハグが動けない隙に私とアリドゥで倒す。凄く簡単な作業でしかなかった。
もうモンスターパレードの大群も終盤に差し掛かった時ファティマのパーティが一つの塔を見つけた。
もうモンスターパレードは終わり、後は報告をするだけだったためこの塔に皆集まった。
この塔は一定距離離れると見えなくなるという仕様付きだった。
「おいおい、どうするよ?これ。」
そう言った彼はファティマのリーダーAAランクのカルテマ・バクである。
「これは、ダンジョン登録の方がいんじゃないのか?こんな塔の噂は聞いたことがないし」
そう言う彼女はネコタビのリーダーAランクのキャルシー・スーだ。
「ならお前らは報告に帰ればいい、俺らは攻略しに行くぞ!」
彼は漆黒のノマのリーダーAAAランクのノマズ・フェルディ。
「ノマさんそんなこと言ったってねー、この塔入り口ないし、どすんのよ?」
彼はアストラのリーダーSランクのセシウ・アラタ。
「はいはい、そんならば、報告組と攻略組と分けたらいんじゃないかしら?こんなモンスターパレードは殲滅し終わったことだしー。ね?」
彼女はクルシュテンリーダーAランクのクルファ。
「ならば儂らは帰るとするかの、こんなよくわからんものに突っ込むほど生き急いどらんわ。」
彼は龍虎荘撃リーダーSランクのネゲルトロ。
「なんでもいいけど、早くしてくれる?俺もう寝たいんだが」
そう言って欠伸をしている彼はアイスオブアイスのリーダーAAランクのアズタ・キリアズ。
「zzzz」
「あーすみません。うちのリーダーもう寝ちゃったのでうちらは帰りますわ。」
寝ているのがササメクのリーダーSランクのサークリプス・フェフドで、
こっちのサークリプスをおんぶしているのが、副リーダー的なAAランクのメファス・イーデリアス。
「あっはは!もう寝てんのかよ!あっははははははッ」
そう言って笑うのは画竜点睛のリーダーAAAランクのアスファ・クビラ。
「うるさい奴らだ。俺たちも帰らせてもらう。」
そう言って帰ろうとしているのはいいネクファスのリーダーAAAランクのギルゼ・モーザ。
「ならギルーついでに報告よろしくー!あとこれの報告もしといてよね!さて私達画竜点睛は行くけど他の人たちはどうする?」
かすかに笑いながら彼女は聞いてくる。
「紫乃ちゃん、アリドゥ、面白そうだし行ってみない?」
マカオさんは面白そうと思っているみたいになって満面の笑みを浮かべている。
たしかにこういうのは私も始めてだし行きたい気もある。
けれども危険であるのも事実なので答えを渋ってしまっている。
そんな時アリドゥはが
「お姉ちゃん、あそこモンスターの気配はないよ。」
と言ってきた。アリドゥの第六感が発動したのか、それともそういう空気でも流れているのか分からないけれども私は行くことに決めた。
さて、この塔の攻略組として残ったのは
風の如く、ファティマ、漆黒のノマ、アストラ、クリュシュテン、画竜点睛、そして私たちの7パーティ。
まずは入り口を探すことから始まるそうだ...
先は長いなこれは.....
---------塔最上階---------
この塔の最上階には一つの椅子がある。
椅子には何の装飾品もなく、最上階にその椅子と男があるのみだった。
その椅子に男は座っている。
男は白髪の見た目は70代の老人である。
その男は、ただ座って監視魔法を作り塔の外を見ている。
そうそこには先ほどの7パーティが映っていた。
「やっときたか、私を殺せる人たちが。」
彼は待っていたのだ自分を殺せるものを、この自立してしまった塔を壊すことができるものを。
彼はずっとずっと......
ほらね、まーた人が増えたよ。覚えるのだるいんですわまじで(笑
というわけで伏線だらけだぞー(多分
まぁそんな感じで第2章の始まりでした。
読んでくださってありがとうございます。




