第11話 〜 一年後〜 また動き出すタロット&狂気
みなさん!あれから一年が経ちました!
私は剣の授業の合間で魔物を倒し、今クラスがAになりました!
えっ?一年後だからって早すぎるって?
いいのいいの、これ作者の都合だから。
ちなみに私の先生である『剣姫 クラウドネル・ファナレル』はこの国で4番目に強いそうです。女性でだと1番強いらしいです。強すぎひん?
『断罪剣 コンヴェクション』人の罪の部分しか斬れないそうだ。概念系とか、つか罪しか斬れないって怪異しか斬れない 妖◯ 心◯かよ。
さて私も一ヶ月前ではありますが16歳となりました!
いやー早いものですね。
ちなみにこの国では16歳で成人らしいです。
なので一ヶ月遅れですが私は先生...いや師匠の元を去り冒険をしなけりゃならないということらしいです。
なので今回はー、その卒業式的なのをお送りしたいと思います!え?こんな告知していいのかって?いんだよ、だって書くことがないし。
「紫乃。貴方が私に剣を教えて欲しいといってから一年が経ちましたね。貴方はもう16歳ですし、それに私に何回を傷を与えられるレベルに成長しました。もう私に教えることはないとは言えませんが、これからは自分で磨きなさい。記念じゃないけれどもこれを渡します。貴方に剣神の加護がありますように。」
そう言って師匠は私にブローチを付けてくれた。
なんか高そう。
「そのブローチは全異常耐性を持ってます。無くさぬように。」
はー、まじかよ。都合良すぎて意味わかんない(2回目)
「紫乃、お元気で」
「我が師 クラウドネル・ファナレルさんありがとうございました!」
私はそう言った。
師匠はニコリと笑い去っていった。
正直こんな別れは方は嫌なのだが、この世界ではこれが普通らしい、よくわからん。
さて、ギルドで依頼でもこなしますか!
そいえば、殺人鬼がこの辺りに来てるらしい、この世界でも居るんだね。怖い怖い
ーーーーーーとある研究所-----
「ふフっ、清野 紫乃ちゃんねー、剣姫クラウドネル・ファナレルの教え子。この子なら問題ないよね?ネ?
あはハ、早クみたいナー、この子たちのスゴさを!」
「殺す、殺す!妻を殺しやがってぇ!このクソイカレが!」
「やだなーもうそんな体で私を殺すのかい?殺したって元には戻れないよ?それだけじゃなく、元に戻せる本人...つまりは私を殺すのかい?あはッそれはそれで興味があるナ。そうだ、今度今度試そう!この子たちを見てから、絶対試そう!正気に戻った時の絶望を見てみたいナぁー!」
白衣を着た女は手を合わせながら楽しそうな顔をしながら嬉しそうな声で言った。
怪物の姿をした2人の人間に見られながら。
----エルキノ王国の近くの村で-----
「ネネ?アタラ」
幼い妹のが兄にそう問いかける
「なに?ユユカ」
幼い兄は聞き返す
「全然異世界人いないじゃないの!一年間色んなところ回って探したのに!ねぇ?なんでよ?!」
そうこの2人は一年ほど前から異世界人を探している。殺したいがために。
「はぁ、ユユカ言ってるでしょ?異世界人はこの世界に二十人ほどしか来ないんだよ、だから早々に見つかるものじゃないって言ってるでしょ?」
兄は諭すようにいう
「わかってる、わかってるけどさ、早く殺したいもん!」
「はいはい、わかったわかった。すぐ見つけますよ、あの王国には居るらしいし。」
「本当?!本当だね?アタラ嘘だったら、アングリモールスのツノ百本の刑だからね!」
「はいはいわかったわかったから、さぁ行こう。異世界人を探しに」
またこの2人は闇に消えた。
多分ここの伏線らしきものは全部拾うはず...
読んでくださってありがとうございます




