表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/74

第9話 あの...うんどうしてこうなった?2

と、いうわけでギルドに戻ってきたよ。途中なんかめっちゃ見られてたけど。


とりあえず薬草採取終わったのでギルド嬢に薬草を渡しに行った。そのついでにあれの素材?的なのも一緒に見せた。


「これ薬草です。それと途中襲ってきたやつのなんですけど、これ。どうしたらいいですか?」


私は普通に聞いた。あれが弱いと思い。だが違ったらしい


「これ、は...AAA級アングリモールスの素材じゃないですか‼︎」


なにそれ?

つかAAA級危険種?なにそれ?冒険者ランクでいえば上から4番目だけ...ど...


え?上から4番目じゃん!

強い方やないかい。


周りがざわついた。今にもざわ・・・ざわ・・・って聞こえそうなレベルですがぁ?!


「あの、どうやって倒しました?だって武器なんて持っていないのに...」


あっ、やべ。シュシュにしてたんだよな。刀のままにしとけばよかった。


「えっとー、これが倒した丸太でこれが木に角が刺さったところをグサッと...」


もちろん嘘つきますとも。つか丸太でグサッはないだろ

それにこのシュシュは秘密にしておきたいし。


まぁ多分いけるでしょう。丸太で吸血鬼倒すアニメあることだし...


「えっ、でも...」


と言いながらギルド嬢は考えていた。


(もう一押しか)


そこで私はすかさずまた嘘をつく


「なんか血とか出てたので、弱っていたと思います。だから私でも倒せたのかと...」


まぁ、焼け石に水だろうけど、つかないよりはマシのはず...


「まぁ、そういうことにしときましょう。ここで審議していてもわからないですし。はぁ、上に報告するのめんどくさいわね。」


なんか大丈夫だった。


ギルド嬢お手を煩わせてすみませんorz


私はギルド嬢から今回の依頼費1ナガとあのアングリモールスの560ラハを貰って、ギルドを後にした。


「さてと、宿どうしよう...」


そう思って辺りを見回していると後ろから


「そこの黒髪のお前、お前に決闘を申し込む‼︎」


そう言われ、私の目の前に剣が刺さった


はい、またこれだよ...

え?なんなん?一難去ってまた一難なんだけど、マジ無理。で、今度はなんなんまじ?


「なに?」


シャフ度で言ってしまった。


彼女はそのまま言った。


「私は女騎士カルヴァネーラ中隊長アントネル・サファケイトである!

先程ギルドにAAA級の素材を持ってきた女と見受ける。私と決闘しろ!」


えっ、あっ、うん。めんど


「いや、やだよ。めんどくさい。」


あっ、つい口に出てしまった...


「くっ、なんたる屈辱。」


そう言って彼女は剣を自分の首に近づけた


は?いやどゆことだよ。


「この決闘受けなければ、私は死ぬ。お前のせいで人が死ぬぞ!」


うん、意味がわからん。えっなにこれ受けなきゃあの人は自殺するってことだろ?意味わかんないんですけど...


そう思ってると後ろから


『受けてやろよー』


とか、


『受けなきゃ死体がまた増えちまうよ。受けておくんなまし』


とか言ってるんだが、これがさも当然のように


意味わかんないこの世界


私は逃げ出せなかった。後ろにもいたよ。


こうして私は決闘を受ける羽目になった...


帰りたいっす


えー、社畜って楽しいですね

読んでくださってありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ