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猫の順列
(1)
猫がはじめにある。人はその後である。
猫がはじめにある。天はその後である。
猫がはじめにある。これが全てである。
(2)
朝、猫のために戸をあけよ。猫は外を見たいのである。
昼、猫のために遊べ。猫は遊びたいのである。
夜、猫のために遊べ。猫は遊びたいのである。
(3)
猫耳がかわいいのではない。
猫がかわいいのだ。
猫尻尾がかわいいのではない。
猫がかわいいのだ。
(4)
猫があなたに何をしてくれるかではなく
あなたが猫に何をできるかを考えなくてはいけない。