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猫の教え  作者: 日本語訳:神原ハヤオ
1/7

猫の許し

(1)


かつて猫は森にいた。

そこに人が来た。猫は怒り、人は猫に許されるために鼠を献上するようになった。

寛大な猫はこれを許し、人がそばで暮らすことを認めた。

一番最初の「許し」である。

人が猫に食べ物を献上する限りにおいて、猫は人がそばに仕えることを許すだろう。



(2)


猫に触れられる人は猫に許された人である。

猫に触れられる人は幸福である。猫に触れられるからだ。



(3)


猫に許されたいと思うならば、猫に近づこうとしてはならない。

あなたが猫に許される人ならば、猫は自らあなたのもとへゆく。


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