表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
World hero  作者: 剣 夏向
9/27

9章 黄昏の白昼夢

こんにちは、こんばんは剣 夏向です!

今週も投稿してまいります!

では、まぁ書くこともないんで始めます!

It's show time!

World Heroはぼーっとしていた。

ただひたすらに、目標もなく。

ただ遠くを、意味もなく。


「…」


伝説レジェンドはかける言葉が見当たらず、声をかけようと開いた口を閉じる。

すると、死神がやってきた。


「…若きheroよ。新たな時代の申し子よ。運命は変えられる。真っ直ぐに見つめ返せば必ず道は開かれる」


絵斗が呟いた。


「…まだ...死にたくはない」


そしてリンナの同意。


「ふふっ往生際が悪い人は好きだよっ」


さらに皆が口々に同意する。


「そうだね。録画したドラマ、まだ見てないしね」


「宿題だって、終わってないしな!」


「将来の夢だってあるしな」


「なら」


絵斗がニヤリと笑って訪ねた。


「僕等がすべきことは?」


全員が口を揃える。


「今ある敵を倒すこと!

そして、今ある運命さだめを破ること!」


全員の意思は固まった。

きっとまた迷うけれど、この仲間なら正しい道へ進んで行ける。

そう信じていられた。


「…立ち直りが早いな」


炎風はふっと笑った。

絵斗はおう!と言わんばかりにぐっと親指を立てた。

能天気なのは中学生のいい所だ。


「よし…じゃあ、そろそろ行くか」


勝人が立ち上がった。

そして、4人も立ち上がる。

World Heroは再び立ち上がる。

反乱軍を倒し、いつか…いつかこの世の常識となった怪物モンスターを消し去る為に。



「…色々あんがとね。伝説レジェンド達。めっちゃ世話んなったわ」


「いやいや、僕等こそ君達に重要な役目を託したわけだしね」


伝説レジェンドはにっこりと笑った。

その笑顔はなんだか懐かしいような気もした。


「さあ、行くぞ!出陣だー!!!」


絵斗が拳を突き上げると、World Heroとリンナも同じように空に拳を突き上げた。

空はもう夕焼けで、薄暗かったが、その拳は輝いて見えた。


World Hero御一行は伝説レジェンドの隠れ家を去った…とその前に死神が絵斗に声をかけた。


「…赤き新世代の勇者よ…お前にこれを託す。このバッチは…死を超越し、お前の未知の力を発揮するだろう。しかし、お前の精神状態によって暴走もする。気をつけて使え」


「…は、はい!」


そのバッチはひび割れた十字架の形をしていた。どことなく邪気を孕んだそのバッチは本当に強くなれる気がした。

絵斗はそのバッチをお気に入りのショルダーバッグに入れ、皆の元へ駆け出した。その後ろ姿を見て死神は


「新世代か…Victoryにも見せてやりたかった」


そういって目元を拭い、また奥へと消えていった。



絵斗達はここを出るために森へ入った。

すると後ろから狼の鳴き声が聞こえた。


「!!!」


牙をむきだし、こっちを睨む狼。

とりあえず5人は変身することにした。戦いたくはないがもしもの為に。


「変身!」


パァッンという音がする…と思ったら違った。シャラランという効果音とそれぞれの色の光に包まれ、あっという間に変身していた。


「!」


そしてその外観は、今までとは全くの別物だった━━━━。

いつも読んでくださりありがとうございます!

WH、新しいバッチを手に入れましたよぉぉぉΣ(゜∀゜ノ)ノキャー

フルバッチは本編でも登場した、Victoryのものだったんですよね。

そして、フルバッチは再び新たなるheroのものとなった…


あ、あと余談ですがVictoryが主人公の短編をじき書こうと思います!

そちらも是非よろしくお願いします(*・ω・)*_ _))ペコリン

もしこの小説を楽しんでくれたらぜひコメント・高評価ボタンおしていってね

では剣 夏向でした。また次回お会いしましょう。じゃあばいばいっ(*´ ³ `)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ