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World hero  作者: 剣 夏向
8/27

8章 Another Victory?

こんにちは、こんばんは剣 夏向です!

突然ですが!

World heroのhが本編では大文字なのにタイトルは小文字なわけは!

ミスで…いえ、タイトルとグループ名をわけるためであります!

ミスではありません!(; ・`д・´)

…それはさておき始まります!

It's show time!

「…おしまい!拍手ー♪」


しかし誰も拍手しない。

リンナは少し赤くなるとぷいっとそっぽを向いた。


「い、いいもん。拍手なんていらないし」


「それはおいておいてさ」


非道にも無視する英飛。

ガーンという顔をするリンナをおいておき、話を進める。


「それがどうしたんだよ?Victory?そういうheroがいた。それで終わりだろ?どうしてそんな深刻な話になったんだ?」


「きゃははっあんた、意外とお、ば、か、さ、ん?そろそろ勘づくかなーと思ったのになー。heroって脳筋なの?」


仕返しと言わんばかりに悪態をつくリンナ。

heroを馬鹿にされてはWorld Hero、立場はない。


「で?何なんだよ?話のオチを言えよ。もったいぶらずに」


馬鹿にされた勝人は少し苛立ち気味で訪ねた。するとリンナはにまにまと挑発するように言った。


「えーどーしよっかなぁー♪教えてあげてもいいけど…仲間に入ってあげてもいいけど!」


「いやまてまて、なんか日本語おかしいでw」


すかさず香奈のつっこみ。

どうやらリンナはただWorld Heroについて行きたいだけのようだ。

しかし絵斗はこうきりかえす。


「ほんと?」


「え?」


「仲間になりたいって…ほんと?僕等のスパイをしたいだけじゃないの?」


「はー?なにいってるのさ。確かにさ?私は元,反乱軍幹部ですけどね?も、とだからね?」


「はっ!?」


その場にいた全員が絶句した。

元…幹部?

World Heroはバッチを構える。

LIEは格闘家のようなスキンになり

伝説レジェンドの目は鋭さを増した。


「やめてよーもう私は戦う気なんてないわけだし。引退したし。大体あんたらが勝った方が面白そうだし応援もするよ?なんなら…」


リンナはにやっと笑った。


「弱点まで教えちゃうよー」


「弱点!?」


「そそ!次、怪物モンスターとか幹部とか出てきたらさ、教えてあげるよ!どこ攻撃したらいいかとか。あんたら脳筋っぽいから我武者羅がむしゃらだったんでしょ?戦う時は」


「うっ…」


図星すぎて何も言い返せず、5人は黙る。

しかし、これだけ言っているのに疑うのはheroとしていただけない。

仕方なく、情報入手も兼ねてリンナについてきてもらうという結論に至った。


「やったー!!!…じゃなかった、ま、まぁ仲間になってあげてもいいけどっ」


口では悪態をつくも、やはり仲間になりたかったらしく嬉しそうなのが見て取れる。


「とりあえずさ、なんてVictoryの話なんてし始めたのか教えてよ」


「はーあ…hero君たちまだわかんないのね。いいわ!仲間の私が教えてあげる!」


『仲間』の部分を強調しリンナは言った。


「Victoryはね?…あんた達の前世だよ」


「え?」


「…えええええええええええええ????!!!」


World Heroの声は山奥にこだまし、セミの合奏を止めた。みんみんと鳴く声が再び始まるまでの時間5人はぽかんと口を開けていた。


…嘘…だろ?

…そんな馬鹿な話があるもんか

僕等の…前世?

僕等は…生前から繋がりがあった?

僕等は…元,世界を救った勇者?

嘘だろ…?


「は、はあ?何いってんの?リンナ?アンタのがおかしいやん」


そういう香奈のツッコミも今日は引きつっていた。こころなしか顔が青ざめている。


「つまり…俺等は元.勇者でまた戦わなきゃいけないと?また封印して…封印されなきゃいけない運命だと?」


勝人がそういった途端、伝説レジェンドは俯いた。未来なんて私にもわからない、とでも言うかのように。

そんなの当たり前だけど、残酷な運命を突きつけられた僕等からみたら、突き放されたような気分だった。

怖い

怖い

怖い

だって

もうこの世にいられなくなる?

行動ができなくなる?

それが封印?

そんなの建前だ。要するに

…死ぬってことだろ?

Victoryぼくらは1度戦いによって死んだってことだろ?


絵斗は怖かった。

死ぬって痛いのかな

死ぬって怖いのかな

死ぬってどういうことだろう

死ぬってなんだろう

絵斗にはまだわからないことだらけだった。

混乱する5人をみて、伝説レジェンドは申し訳なさそうに呟いた。


「…だからまだ言うなといったのに」


「あっちゃ〜heroもまだピュアだったのね。私、わるいことしちゃったか…?」


リンナはバシッとおでこを叩きアチャーと言った。しかしそんなことでこの冷たく重い空気は和まない。heroだなんだといってはいても彼等は所詮中学生。

得体の知れないものを怖いと感じ

怖いと感じるものには恐怖を感じる。

当たり前だが忘れがちである。

heroもただの中学生もなんら変わらないのだ。

World Hero、最大の衝撃から立ち上がれるか?

読んでくださりありがとうございます!

Victory…謎だらけですよねっ笑笑

楽しんでいただければ嬉しいです!

もしこの小説を楽しんでくれたらぜひコメント・高評価ボタンおしていってね

では剣 夏向でした。また次回お会いしましょう。じゃあばいばいっ(*´ ³ `)ノ


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