7章 宿命のカラクリ・隠されたヒミツ
こんにちは、こんばんは剣 夏向です!
6章でも言った通り半ばヤケクソの僕はちゃちゃっと二つ目を書いてしまったわけですよ。爆笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
始める前に少し紹介貼っつけときます
キヴァル
赤色のhero。Victoryのリーダーであり、切り込み隊長。男。
ルクセル
青色のhero。キヴァルの大親友でなんでも話せるよき相棒。互いの信頼は厚い。男。
エイベル
緑色のhero。元は家が金持ちでキヴァル達を見下していたが、自分を救ってくれた彼等をみて忠誠を誓った。一人称は僕だが生粋の女。
リアンダ
黄色のhero。楽しいことが大好きで恋愛感情ではないがキヴァル達が気に入り仲間としてついて行くことに。女。
ヒヴァルド
黒色のhero。クールで冷たいが、実は仲間を守るためなら身を呈することができる暖かい心の持ち主。男。
まぁこれらをわきまえて読んでいただけるとわかりやすいかと!
では、始まります!
It's show time!
昔昔あるところに『Victory』という戦いにおいて勝利以外を手にしなかったとされるheroがいました。彼等は勝利に生まれ勝利に生き勝利で自らの人生にピリオドを打ちました。
…え?それがどうかしたかって?まぁまぁ、焦らず聞きなさいよメガネくん
かつてVictoryと呼ばれた英雄団はそこにいる伝説によって育てられました。
…え?何驚いてんの?その人超長生きだって聞いてないの?…ふーん信用されてなかったんだ。哀れだねー笑笑
まぁそれはおいておいて
Victoryの勝利の原因は己の力を過信せず、常に弱き者を守り強き者を正しい方向へ導くという信念でした。
そんな彼等は死に方も実にあっぱれとしかいいようがないものでした。
…え?Victoryがみたいって?そこの赤髪くん交渉上手ねぇ〜…そんなキラキラおめめで見られたら断れないじゃないの…
いいわ。ちょっとだけだからね。
《Victory》
轟く雷鳴
燃え盛る炎の街
崩れる建物
死人や行方不明者は数しれず
まさにこの世の地獄ともいえるような状況であり、敵もかなりの強さを持っていた。
「…ぐっ…」
Victoryのリーダーであり切り込み隊長のキヴァルは血を吐き、膝をついた。
戦いにおいて膝をついたことはこれが初めてであった。
「…お前…強い…!…だが、この世界を守るため、僕が絶対封印してみせる!!!!」
「キヴァル…てめーは最期まで無茶苦茶なやつだな…」
そういってキヴァルの相棒である青のhero、ルクセルは敵を真正面から睨みつけた。
「てめーのそういう所、嫌いじゃねぇよ!」
そういって、地面を蹴り渾身の蹴りをぶちかました。
すると、少し敵が怯んだ。
しかし相手は燃える怪物。そんなやつにモロに蹴りを入れたルクセルは火傷ではすまなかった。
重症を負ったルクセルは重力に逆らうことさえできず、万有引力に従って地面へ叩きつけられる。
「ルクセル!!」
「…うるせぇ…てめーが封印すんだろ…?だったら、俺のことなんか気にせずぶっ倒してこいよ!…負けたら…承知しねぇ!!!!」
「重症だからどうなるかわからないけど、ルクセルは僕が治しておく!行って!キヴァル!!」
緑のheroエイベルは、黒のheroヒヴァルドと、ルクセルに治癒魔法を唱える。
黄のhero、リアンダは雑魚の処理と街民の避難を指示している。
今、封印するしかない。
そして
封印できるのは…僕だけだ。
そう思った瞬間キヴァルの目が赤く染まった。いつもの優しさからは感じ取れないような闘志と殺意。
「天と地の神よ。我が身に力を!絶望のこの世を正すため悪魔を、我が身を封印せよ!!!!」
「!!!!」
ルクセル、エイベル、ヒヴァルド、リアンダは絶句した。その魔法は、何かを封印すると共に、
呪文を唱えた者も封印するという魔法であった。
「喰らえ!!!!」
しかし、これほどの強力な魔法を1人の力で使えるわけもなく、不発に終わるか…と思いきや。
「ばーか…無謀にも程がある。このルクセル様がいなくててめーに何が出来るんだよ」
ルクセルが手を貸した。
「はは、キヴァルはほんとに真っ直ぐなんだね…いいよ、僕も1度は忠誠を誓った身、最期の瞬間までお供するよ」
エイベルが手を貸した。
「無鉄砲にも程があるよ…でも、あんたのそーいうとこ面白いからついてきたんだけどね」
リアンダが手を貸した。
「馬鹿だな…まぁ、ここで負けたら俺達このあとheroなんて名乗ってられないけどな」
ヒヴァルドが手を貸した。
5人集まれば、魔力は絶大。
眩い閃光と耳が壊れるような爆発音と共に怪物は封印された。
それと同時に
Victoryはこの世から消え去った。
あとかたもなく
そして
…誰の記憶からも。
読んでくださりありがとうございました!!
勘のいい方はもうわかったでしょうがVictoryは…いや、まだわからない人もいると思うのでまぁまだ言いません!
わからない方は次回の小説を楽しみにしてくださいねっ!
あ、あと僕が考えてる話はかなりベタだと思うので他作品と被ってる場合が無いとは言いきれません。
しかしこれは二次創作ではなく完全オリジナル。
何年か前に書いた小説のリメイク版なんです。まぁ初心者小説ですが一人でも多くの人を楽しませれれば、と思います!
もしこの小説を楽しんでくれた方はコメント・高評価ボタンよろしくお願いします
じゃあ、ばいばいっ(*´ ³ `)ノ