6章 新たなるWorld Hero
こんにちは、こんばんは、剣 夏向です!
まさかまさかのインフルエンザでテストが受けれないので半ばヤケクソで投稿しております爆笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
テスト勉強なんだったんだァァァァ!!!!泣
…はい。私情はおいておいて始まります
It's show time!
「…強化…!?」
「そうだ」
大きく頷く炎風。
そしてWorld Heroのバッチを指さしこう言った。
「お前等に新しいバッチを作ってやろう。お前等の力を最大限に引き出す…そうだな。名前はどうする伝説?」
やっとセリフが回ってきた伝説は嬉しそうに、しかし堂々と言った。
「そうだね…名付けるならフルバッチだ。かつてのフルバッチの使い手Victoryが勝利をもたらすように…ね」
何やら意味深なことを言う伝説。Victoryとは…?
「…Victoryって…?」
薫が呟くと、伝説は、いいところに目をつけたねと言わんばかりの顔をした。しかし
「…いずれわかると思うよ」
と話を濁した。
それに関しては炎風もノーリアクションのようだ。(無関心なだけかもしれないが)
すると伝説は
「まぁここじゃなんだからね。ちょっと翔ぶよ。」
「は?翔ぶってなんやねん」
と香奈が言おうとした瞬間、眩い閃光が全員を包んだ。そこでWorld Heroの意識は途切れた…。
「んんっ…」
絵斗が目を覚ますと、そこは山小屋の中であった。内装からしてだいぶ古びていると見られた。
絵斗が身を起こすとそこには
伝説と炎風。
そして女の子と黒い男の人がいた。
「…!?ここは!?」
勝人が叫ぶと、先程の女の子が口を開いた。
「いらっしゃいませ。幼き救世主様♪
ここは伝説様の隠れ家です。他の目にはつかぬ場所なので、詳細はお聞ききなさらぬよう」
そう言ってにこっと笑った女の子はとても可愛らしかった。
しかし、勝人が異変に気がついた。
「…ロボット…?」
「はぁっ!?」
そんなわけないだろ!?とツッコむ4人。
しかし、その女の子は笑顔で口を開いた。
「はい。ロボットというよりは…人工自立知能のLIEと申します。ただ今のスキンはA-42人型でございます。」
「…!!!!」
全員が絶句した。
これほど巧妙な人工知能を創りだす伝説の能力が恐ろしいとさえ思えた。
そして気になるのは、男の人の方で…
「…」
さっきから冷たい目で冷静にこちらを見ている…というより観察している男の人についてをLIEに訪ねた。
「彼は死神。…あっ近くにいても害はないのでご安心を。きっとあなた達に素晴らしいお告げをくださることでしょう。」
…死神…!
その名前に驚いたが、なんだか納得もできた。…確かに死神にみえる。
鎌が似合いそうな彼は、絵斗をじっと見つめ、こう呟いた。
「……新しい時代がやってきたのか…」
もう俺の時代は終わったのだな、という言葉を残し奥へと消えた。
しかし、World Hero達にはなんのことだかわからなかった。
すると伝説が5つのバッチを持ってきた。
「できたぞ…これがフルバッチだ!」
絵斗のバッチは炎の形
勝人のバッチは結晶の形
英飛のバッチは剣の形
香奈のバッチは光の形
薫のバッチは風の形をしていた。
「…!!」
前のノーマルバッチとは違い、艶やかな表面と鮮やかな色のフルバッチに5人は目を奪われた。
「このバッチがきっと君達を守り、そして強くするだろう」
そういって伝説はフッと不敵に笑った。
すると
「あーはははっ!強くなっちゃったネー♪いーねいーねぇーかっこいーよヒーロー様♪」
ピンク髪ツインテールの少女が窓辺に腰掛けニヤニヤとこちらを見ていた。
彼女は…?
「誰かな?ここは…普通の人間はこられないはずなんだけどねー」
そういう伝説の口調は軽かったが目は油断なく少女を見ていた。
伝説をみて、LIEはスキンを変え、男の軍人のような外観にした。
「あははっ怖い顔しちゃってぇ〜やだなー…私はリンナだよーよろしくぅー♪」
なんだか軽い感じの少女だが、どことなく怪しげだった。
しかし
「この子達が2代目Victory?骨の無さそーな子達ねぇ」
まぁ、人は見た目によらないっていうけどねっ!と言って一人で笑うリンナ。
…だからVictoryってなんなんだ。
5人が怪訝そうな顔をしていると、リンナは意外そうな顔をした。
「あれー?そこの人達から聞いてないの?やだなぁボケてるの?ちゃんと話してあげなきゃ…」
「ま、まて!その話はまだ…!」
伝説が慌てている。
…そんなに重要なことなのだろうか?
炎風やLIEも目を伏せている。
「じゃあリンナの昔話始めるよ〜♪耳の穴かっぽじってよーく聞くんだよ!」
昔話とは━━━━━━?
楽しんでいただけたでしょうか!
ここからグレイア達がもっと強くなります!
しかぁぁぁしっ!
謎の少女、リンナが現れましたよねー笑
自分で書いといてなんですが、彼女、ノリは女子高生みたいですよね爆笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
でも、伝説の隠れ家に来れるということは只者ではないことを悟っていただけると思います。
まぁ、後後わかるでしょう!(無責任)
じゃあまた次回の小説でお会いしましょう
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