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World hero  作者: 剣 夏向
22/27

22章 瞳を閉じたお姫様

こんにちは、こんばんは!剣 夏向です〜!

昨日ぶりですね笑笑

では、始まります!

It's show time!

「…そうか…そんな事が…」


勝人はボソリと呟いた。

薫はちらっとリンナに目をやった。眠ったように穏やかな顔だ。

これが…死人の顔だろうか。

もしかして、眠っているんじゃないか?

皆が悲しみ、泣き始めた頃に『ビックリした!?』とか言って、笑うんじゃあないだろうか?

そして…『私が死ぬわけないじゃないの』とかなんとか言ってまたあの…愛らしい顔で、なんだか癒される声で、笑うんじゃあないだろうか?

…リンナ

リンナ!


「「「「「「リンナ!!!!」」」」」」


ルビアン含むWorld heroは涙目で叫んだ。

その叫び声は、ただ森にこだました。

遠くで鳥が鳴いた。

聞いたことのない、鳴き声だった。




「んで?その後何があったん?」


リュカは涙を拭い、尋ねた。

ルビアンは俯きながら、答えた。


「その後…Mr.エイドに出会った。彼は…僕等を救うと言った。その口車に乗せられ、僕等は戦った。街を破壊し、罪の無い者を殺し、苦しめた。その結果がこれだ」


これ、の所でルビアンはリンナの長いピンクの髪を撫でた。


「その結果、リンナは病気にかかった。…忌まわしい、思い出したくもない病気にね」


ルビアンはフッと軽く笑ったが、その目はあまりにも辛すぎる現実を受け止めきれず潤んでいた。


「エイド…?エンデじゃあなくて?」


サグナリアは首を傾げた。確かに、前までの敵達はエンデ様、と確かに言っていた。


「エンデ…?ああ…!」


ルビアンはあからさまに嫌な顔をして、歯をギリリと鳴らした。


「あの…尻尾使いのことか」


「!」


先程の…黒い尻尾の…

リンナを殺した…


「…アイツがエンデ…?」


「まじ…かよ。あんな強いのに…まだ上がいんのかよ」


「エンデだろうがエイドだろうが知らねぇけどさぁ…」


グレイアが目を見開いた。


「ゼッテェ、ぶっ潰す!!!!!」


その声は、叫ぶというよりは吠えるに近かった。

グレイアの誓は…


空の


もっと…上の


リンナに、届いただろうか。

読んでくださりありがとうございました!

エンデとエイド…わかりにくいすね!w

まぁ、僕も忘れるくらいなんでね…笑

また次回の小説でお会いしましょう!

じゃあ、ばいばいっ(*´ ³ `)ノ

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