22章 瞳を閉じたお姫様
こんにちは、こんばんは!剣 夏向です〜!
昨日ぶりですね笑笑
では、始まります!
It's show time!
「…そうか…そんな事が…」
勝人はボソリと呟いた。
薫はちらっとリンナに目をやった。眠ったように穏やかな顔だ。
これが…死人の顔だろうか。
もしかして、眠っているんじゃないか?
皆が悲しみ、泣き始めた頃に『ビックリした!?』とか言って、笑うんじゃあないだろうか?
そして…『私が死ぬわけないじゃないの』とかなんとか言ってまたあの…愛らしい顔で、なんだか癒される声で、笑うんじゃあないだろうか?
…リンナ
リンナ!
「「「「「「リンナ!!!!」」」」」」
ルビアン含むWorld heroは涙目で叫んだ。
その叫び声は、ただ森にこだました。
遠くで鳥が鳴いた。
聞いたことのない、鳴き声だった。
「んで?その後何があったん?」
リュカは涙を拭い、尋ねた。
ルビアンは俯きながら、答えた。
「その後…Mr.エイドに出会った。彼は…僕等を救うと言った。その口車に乗せられ、僕等は戦った。街を破壊し、罪の無い者を殺し、苦しめた。その結果がこれだ」
これ、の所でルビアンはリンナの長いピンクの髪を撫でた。
「その結果、リンナは病気にかかった。…忌まわしい、思い出したくもない病気にね」
ルビアンはフッと軽く笑ったが、その目はあまりにも辛すぎる現実を受け止めきれず潤んでいた。
「エイド…?エンデじゃあなくて?」
サグナリアは首を傾げた。確かに、前までの敵達はエンデ様、と確かに言っていた。
「エンデ…?ああ…!」
ルビアンはあからさまに嫌な顔をして、歯をギリリと鳴らした。
「あの…尻尾使いのことか」
「!」
先程の…黒い尻尾の…
リンナを殺した…
「…アイツがエンデ…?」
「まじ…かよ。あんな強いのに…まだ上がいんのかよ」
「エンデだろうがエイドだろうが知らねぇけどさぁ…」
グレイアが目を見開いた。
「ゼッテェ、ぶっ潰す!!!!!」
その声は、叫ぶというよりは吠えるに近かった。
グレイアの誓は…
空の
もっと…上の
リンナに、届いただろうか。
読んでくださりありがとうございました!
エンデとエイド…わかりにくいすね!w
まぁ、僕も忘れるくらいなんでね…笑
また次回の小説でお会いしましょう!
じゃあ、ばいばいっ(*´ ³ `)ノ




