18章 6人目の戦士
こんにちは、こんばんは剣 夏向です!
約束通り投稿しましたよ…!
では始まります!
It's show time!
「おりゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
真っ先にリュカが突っ込んでいった。新装備の鉄の爪。しかし、それは惜しくも空を斬った。
ルシカは狙いを澄まし矢を矢継ぎ早に放った。しかし、黒色の尻尾に全て制される。
どころか自身の黒い尻尾をぶん、と振るとルシカは20メートルほど遠くへ吹き飛ばされた。
「ぐ、はっ………」
その瞬間、グレイアの目付きが変わる。いつもは優しい赤色のグレイアの目が邪気をはらみ、殺意に満ちた。
「…全力チャージ!!召喚!火の粉の舞姫!!」
グレイアが叫びながらバッチに手をかざした。ルシカ達はグレイアの新必殺技に驚き目を見張る。
するとグレイアのバッチから赤い魂のようなものが出てきて、人型になった。舞姫は華麗に宙を舞うと、No.1の尻尾めがけ火の粉を放った。
「くっ」
しかし、No.1はそれさえも尻尾で防ぐ。
そして
「女神の微笑み」
その瞬間、黒い霧がWorld heroを襲う。その瞬間、視界がぼやけ、立つことが苦痛になり全員がその場に倒れこんだ。
虚ろな目でグレイアはNo.1を睨み付けた。
「リン…ナを……返…せっ…!」
「返せ?それはこっちの台詞だな。元々R-N32は我等の部下だ」
「…!!」
リンナの顔から表情が消える。その瞬間、全員の顔がすっと青ざめる。
「てめっ…!!」
World heroが立ち上がろうとした。
しかし
その瞬間にNo.1の身体が吹き飛んだ。
「調子こいてっと消すぞ」
ルビアンだ。
先程の優しいお兄ちゃんタイプとは打って変わってこの気迫。
しかし、5人が驚いたのはそこではない。
…ルビアンが…変身している?
目の周りを覆うカバー。
風になびくマント。
胸に光る花形のバッチ。
…紛れもなく、そして疑う余地もなく、彼は…
…………hero、6人目のheroだ。
読んでくださりありがとうございました!え?短い?
す、すいません………
本当はもっとWHを暴れさせたかった!けど!
ルビアンが暴走しました( ˙-˙ )
まぁ、また来週も続きますので!(汗)
次回の小説も宜しくお願いします。
じゃあ、ばいばいっ(*´ ³ `)ノ