16章 足踏み
今回は、本編あまり進みません…。
反乱軍側の話がベースですね(^_^;
では、始まります!
It's show time!
「…」
誰もが沈黙している。
「…」
いつもなら喋りだす勝人も今日はぼんやりとしていた。
理由は明らかである。仁夏だ。
「…なぁ…」
唐突に英飛が口を開いた。
全員が英飛を見る。
「…人間ってさ、もろい生き物なんだな…」
「…どういう意味だ?」
「信頼とかがすぐ壊れたり、車に…………たら、1発だもんな…」
「…」
………の部分が何かは誰も聞かなかった。誰もが下を向いていた。英飛の言葉が悲しくて、辛くて。でもその通りだと思った。
そんな重たい空気の中、リンナだけは遠くを見ていた。まるで………
未来が見えているかのように…。
《いっぽう反乱軍では》
「…………No.6が敗れた…か」
「いえ、エンデ様。彼女はWorld heroに心を許し、自らの意思で成仏をしました」
その途端、エンデはバンッと机を叩いた。
絞り出すような悔しそうな声。
「裏切り…だと…」
「はい。World heroの口に乗せられたのです」
「あやつ…」
悔しそうに歪むエンデの顔。そしてふと何か思いついたように立ち上がり、何やら数字だらけの計算式を書く。
そして叫んだ。
「……………そうか。そうか!そうか!そうか!そういうことか!!わかったぞ!」
急に立ち上がり顔を輝かせるエンデ。それを不思議そうに見るNo.5。
「わかったぞ…………!」
「何を…でしょうか」
「決まってるだろう!」
エンデはまるで子供のように……いや、宝物をみつけた悪魔のような笑顔で再び叫んだ。
「World heroの……グレイアの弱点だ!!!!!」
弱点!?なんなんだぁぁぁぁ!?
と思ってくださった方、いらっしゃるでしょうか?もしいたら…
僕その人大好きです!爆笑ꉂ(ˊᗜˋ*)
未熟な僕の小説を読んでくださるだけでなく、その世界に引き込まれていただけたらもう、感激です!
それではまた次回の小説でお会いしましょう。じゃあ、ばいばいっ(*´ ³ `)ノ