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World hero  作者: 剣 夏向
14/27

14章 亡き友よ。永遠に

今週2本目でございまする!

どうかお付き合いください…

では始まります!It's show time!

「なぁ…」


唐突に勝人が呟いた。

全員が勝人の方を見る。


「…お前等さ、仁夏にいかのこと覚えてるか…?」


「…!」


仁夏とは、World heroの元メンバーのことだ。彼女は、運動神経がイマイチで声も小さくおとなしいだったが、積極的にその当時の「ごっこ遊び」に参加してくれた。

ふわふわの金色がかった髪と薄いコバルトブルーの瞳は外国人の母の遺伝らしく、彼女自身も気に入っていた。


「…覚えとるよ?急にどうしたん?」


「いや…あの、なんとなく!」


「あ〜そういうことね。勝人…」


絵斗がニヤニヤと口を挟む。

勝人が目を見張ったその瞬間!


「勝人、仁夏のこと好きだったもんね〜」


ボッと音が鳴りそうなくらいに真っ赤になる勝人。そう…勝人にも恋心はあった!


「ええええええーーーー!!!??」


知らなかった英飛と香奈と薫は喉が壊れんばかりの叫びをあげた。

周りの鳥が一斉に飛び立った。


「マジマジ!?勝人、アンタも男やったんやなぁ〜」


「やっだぁ〜急に仁夏の話し始めたと思ったらそういうことなの!?あおはるじゃないのw」


「あおはるってw」


「可愛かったもんな〜仁夏!」


「…ほー…良い事を聞いた」


やいのやいのと語り出すリンナ含む5人。

当の本人は真っ赤になり俯く。その口は悔しそうに歪んでいた。


「でも…ね。仁夏は…」


薫のその一言で全員が黙る。

理解出来ていないリンナに香奈が説明する。


「仁夏は…何年も前に亡くなったんや」


「!」


リンナは目を見張って驚いた。

勝人は俯いたままだった。


「いーだった。可愛くて、気立てが良くて」


「気配りもできるだったしね」


「うん。僕も惚れそうになったことあるよ」


「…そうだな」


6人は黙ったまま歩き続けた。

しばらくすると森を出た。

しかし、出た先は廃村だった。


「…幽霊でも…出そうね」


「せやな。まぁ、幽霊なんておらんけどw」


香奈と薫はそう言って笑った。

絵斗達もつられて笑う。


「…幽霊…いるよ…ここに…いるよ」


「ははw幽霊の真似か?絵斗」


「へ?僕何も言ってないよ?勝人でしょ?」


「は?完全に女の声だったろ?薫か、リンナか…」


「おい!なんでウチは言わんねん!」


「違うよ…?誰??」


「…やっぱり、覚えてない。人間なんて…そんなものか…」


明らかに後ろから声がした。

6人は一斉に振り返る。その先にいたのは。





仁夏ゆうれいだった。

読んでくださりありがとうございました!

ぼ、僕が恋物語を書く日が来るとは…

ヒー!! ノ)゜Д゜(ヽ笑笑

ちなみに、アクセス数800越え記念小説は勝人×仁夏の恋物語にしようと思ってます!


じゃあ、来週もよろしくお願いします!じゃあ、ばいばいっ(*´ ³ `)ノ

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