表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
World hero  作者: 剣 夏向
12/27

12章 永遠夢ヲミル

どうも!剣 夏向です!

反省文(笑)としてもう1つ投稿させていただきました…。

では始まります!

It's show time!

今から約…何年前だろうかね?

忘れちゃったや…。

とにかく、ずっと、ずっと昔にボクは大罪を犯した。

…自分の父さんを殺してしまったんだよ…。


もちろん理由があったさ。ボクはもう耐えきれなかったんだ。


ボクはね?東洋人っぽい顔つきをしてるけどさ、汚くて環境の悪いスラムで生まれ育ったんだ。父さんは酒を飲んだくれて仕事なんてしやしなかった。でも

『俺はこの家の大黒柱だ』って言い張ってボクの事を出稼ぎにだすのさ。

大黒柱っていうのは家計を支えてる人のことってことその時は知らなかったからね…


もちろん辛かったさ。まだ10にもなってないような子供が大人並みに働かされるのだから。

でもお金を稼がなきゃ父さんが殴ってくる。ボクは必死で働いたね。

…1回そんなに言うなら父さんが働けよ!って言ったことはあったんだ。

そしたら青あざになるくらいつねられて挙句の果てに頭を殴られてね…痛かったよ。


ある時…いつだったかな。そうだ。ボクの10の誕生日の日だ。

あの日、ボクは出稼ぎに出たんだ。そしたら『こんな遅くまで何やってたんだ!さっさと晩飯を作れ!』って張り倒されてさ。

父さんに働いてこいって言われたんだよ。とか思って晩御飯作るために包丁を握った。

そしたら、ふっと自分の意思が操られてるみたいな感じがしたと思ったら父さんにむかって包丁を構えててさ。


「…お前が死ねば全て終わるんだよ」


って言ってそのまま振り下ろしたのさ。

もちろん父さんはそのまま死んじゃった。あの感覚は一生忘れられないよ…

肉なんて滅多に食べてないからさばいたことなくんてそうそうなかったけどさ、グチャッていう音とあの生暖かい血は紛れもない人間のものだった…。


…そう。ボクは生きてるとうさんを殺した。

今でも鮮明に覚えてるよ。あの血まみれの部屋と父さんの無惨な亡骸なきがらは。


…その後天使様が降りたのさ。

その天使様はボクにこう言った。

『楽になりたければ、私と来ないか。永遠夢サメナイユメを見ないか』とね。

天使様はボクの苦しみを忘れさせてくれると言ったよ。でもね



…忘れられなかった。

あんなクズでもボクのたった1人の家族とうさんだったからね…。

そして今に至るってわけ。

…あれ。お兄ちゃん達、泣いてくれるの?殺人鬼ボクに同情してくれるの?…ありがと

読んでくださりありがとうございました

もしこの小説を楽しんでくれたらぜひコメント・高評価ボタンおしていってね

では剣 夏向でした。また次回お会いしましょう。じゃあばいばいっ(*´ ³ `)ノ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ