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World hero  作者: 剣 夏向
11/27

11章 ワスレラレナイコト

どうも!剣 夏向です!

すみません投稿し忘れて…

私情が混みあっていて…いや!言い訳はいけませんね。次から気をつけます!

では始まります!

It's show time!

「ふふっ!お兄ちゃん達、ボクのこと楽しませてね♪」


そう言うとNo.7は1枚のカードを取り出した。


攻撃札(アタックカード)を召喚。闇の炎に苦しめ!!」


No.7が言うと、辺りが黒い炎で囲まれた。


「うわ!」


間一髪グレイア達はその場を飛び去り、怪我には至らなかった。

しかし、黒い炎の燃えた場所は焼け焦げ、強い臭いを放っていた。


「…!」


グレイア達ははNo.7の方を見た。するとNo.7あの幼げで可愛らしかった面影は消えてなくなり、狂気に満ちた悪魔のような顔をしていることに気がついた。


「アハハハ!アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」


笑い方さえも薄気味が悪く、子供の笑い方ではなかった。

この子はもしかしたら…

反乱軍に汚染されたのかもしれない。

そう思うとグレイア達は気の毒に思えてきた。しかし同情している余裕はない。


攻撃札アタックカードを召喚!落雷よ、我に力を!」


そういうが早いか無数の雷が落ちる。

それにもろに当たったヤツがいた。

…リュカだ。


「リュカ!」


「…ゲホゲホッ…あー…ウチも雷属性なんにな…」


そう言うと目を閉じ、ふわっと眠るように地面に崩れた。


「!!!!」


全員が声にならない悲鳴をあげた。

すかさずサグナリアが治癒魔法を唱える。

しかし、未熟ゆえ、効果が薄い。


「リュカの回復は頼んだ!僕等はNo.7を倒すぞ!」


グレイアが指揮を執ると全員が頷き、そして叫んだ。


「リュカに…何すんだよっ!!!!」


まず、ルシカが弓を構え、矢を放つ。その矢は青い流星のように光を帯びてNo.7の胸へ飛び込んだ。しかし


防御札ディフェンスカード!甘いよお兄ちゃん達!」


しかし、甘いのはNo.7の方であった。

その一瞬を逃さず、ウルグアが爪でNo.7に切りかかる。

防御も間に合わず、No.7は吹き飛ばされる。

3人がうっし、とガッツポーズをした時…。

No.7が泣いていることに気がついた。


「痛い…痛いよ。でも…父さんは…もっと…」


途切れ途切れの涙声はまた、幼い少年を思わせた。

彼に一体何があったのだろうか…?

すると、No.7は聞くまでもなく、語り始めた。


「ああ、わかってるさ。…きっとボクは君達には勝てない…。だからさ。最期にボクの昔話、聞いてくれない?」

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では剣 夏向でした。また次回お会いしましょう。じゃあばいばいっ(*´ ³ `)ノ

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