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Liar Angel  作者: 夏瀬セツナ
出会いと終わりの始まり
16/23

16:マリサナ市街地 2

市街地の近くの服屋の主人に貴族風の衣服を

といって買った、まるで騎士のような衣服を身につけ

検問所に向かって歩いていく。


検問所の衛兵がルークに言う。


「貴族の紀章か通行証がないとここは通れませんぜ」

「見たところお若いようですがどこかの貴族の跡継ぎですかい?」


「セラフィエル、この人たちを数秒でいい気絶させろ」

そう小さく呟いたその瞬間、衛兵たちは魂が抜かれたように倒れた。

彼らが倒れている間にルークは市街地へと

足を踏み入れる。

外の他の街並みとは違い、豪華で大きな建物が

そこかしこに立ち並んでいる。

大きな道はこの大きな街の中心の聖堂に続いているようだった。


聖護符の効果は一週間と言っていたか、銀髪の彼女

のことを思い出しながら考える。

聖護符の効果がある間は夜も動ける。

暗殺は今日の夜にするか、計画は昼間のうちに考えて

なにも思いつかなければ力押しでもいいか

なんにせよ夜までまだ時間はある。

情報は多いに越したことはない。

そんなこと思ってルークは市街地を歩き始めた。





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