お勉強の時間です!
「さて、新しく魔王となった光様に少しばかりお勉強をしていただきます」
『ふぉむ?』
「といってもそんな難しいことではありませんのでご安心を」
そう言ってニッコリと笑ったあとにどこからかメガネと指差し棒、スクリーン、プリントを取り出した。
これはしっかりと聴かなければならないのか・・・お菓子まだ口の中に詰まっててもぐもぐできないんだけど。お水とか欲しいです。めっちゃ口ぱさぱさしてるから。
お勉強の時間です。
あ、あの後ちゃんと紅茶をいただきました。砂糖入れてたらゆーくんもメイドさんもすっごい渋い顔してた。
「まずここの大陸の説明からいたしましょう」
この世界はざっくりと大きく2種類の大陸があります。
ここ魔大陸と天大陸と呼ばれてます。
それぞれにまた細かい大陸があるのですが其処は今は置いておきましょう。
ざっくりこの二つの大陸の境目を知っていただければ十分だと思われます。
この二つの大陸の行き来は基本船か飛行船、移転魔法ですね。
次に種族です。
天大陸には、ヒューマン、エルフィー、ドロワーズ、ウエディ、ウルフル、キャルフ、バードル・・・まぁ、主に多いのはこの種族ですね。
ヒューマンは大きくなく、小さくもなく、標準サイズで、魔力・力と共にオールラウンダーな種族です。まぁ、一般的に見ることができますね。
エルフィーは森に住む耳が尖っており、痩身麗躯で見目麗しい種族です。特徴としては見た目の割にかなり力を持っています。魔力がヒューマンより少ないが精霊を使役することができますね。
ドロワーズは主に岩石地帯に住むことを好む小柄な体型で耳が大きく体色が黄緑色をしてます。魔力はほとんどなく力任せなところがよくあるそうです。その代わりに手先が器用で発明が得意ですね。
ウエディは水辺に住み、青い体色、耳がヒレのようになっており、手に水かきのようなものがついているのが特徴です。力はヒューマンより少なく、魔力に特化しています。
ウルフル、キャルフ、バードルはまとめて獣人とよばれます。ウルフル、キャルフには耳と尻尾が。バードルには羽根があります。力」魔力共に平均よりは低めですが素早さは種族の中では飛び抜けてますね。
これらが天大陸の主な種族です。
次は魔大陸ですね
魔大陸はざっくりと分類されています。
獸亜人、ダークエルフィー、ヴァンニーア、アンデット・・・こんな感じでしょうか?あとは龍族ですね。
獸亜人は我々、獣とヒューマンを足して割ったような種族ですね。
ダークエルフィーはエルフィーが堕ちた種族です。違いとしては肌の色ですね。主に褐色の色をしています。
ヴァンニーアはそうですね・・・簡単に言うと吸血鬼です。その中にサキュバスはインキュバスといったものも入ってますね。
アンデットは多くを引っ括めているのでかなり多いですね。筆頭としてはデュラハンですねそれからボーンマンと呼ばれる骨の種族です。
はなしはまだ続くが新魔王の小さすぎる残念な脳では序盤から煙が出ていたことを優雨は見て見ぬふりをした。