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RACRIMOSA ~異世界来る前からチート持ち~  作者: 夜光電卓
第二楽章 最強の冒険者
37/49

♯34 宣誓書

更新が滞り申し訳ございませんでした>>第二章以降から、勢い任せで書いてしまっていた為、色々不都合が生じて、書き直させて頂きました>>

ですが、基本のストーリーの流れは過去の ♯36(奏吾とディノの決闘前)までは変わりませんので、既にそこまで読んでいただいている方は、♯37から読んでいただいても大丈夫です>>

最新の♯37までは二時間おきに更新していくつもりですので、それまで大部変更に書き直した、新しい第二章を楽しんでいただければ幸いです>>


誤字脱字のご報告、評価、感想等ありましたらいただけると幸いです>>

反応があると筆者は単純なので、テンションが上がり頑張れます>>


今後ともよろしくお願い致します>>



 冒険者の決闘は、ヘルブストの騎士の伝統を真似たものであり、現在では冒険者同士のもめ事を解決するためと、お互いの腕試しの為に行われていている。

 その為、騎士の決闘と同じく決闘を行うための宣誓書を作成するのが通例である。

 この宣誓書は決闘のルールや、条件などを書面にして、決闘を正式なモノにする誓約書だ。本来の騎士の決闘ではこれを王国へ提出する事で、決闘の証人と結果の保証を王国がする事になり、つまり決闘は王が認めたという真正なものとなる。

 冒険者の決闘の場合は、この提出先が冒険者ギルドであり、冒険者ギルドがその証人となって保証するという事になる。これを破った場合は冒険者ギルドから資格剥奪などの重い処分が下されることになる。


さて、ルチーニとの再会の次の日、その宣誓書に奏吾は目を通していた。


・この度、以下二人の冒険者が、冒険者ギルドの承認の元、決闘を行う事を認める。

冒険者 位階制度大Ⅳ位 ルチーニ・キノック

冒険者 位階制度大Ⅳ位 ソーゴ・クドー


・決闘方法は冒険者同士の一対一での戦闘とする。

 ただし武器、防具、アイテム、道具の類など、その冒険者の所有物であれば原則何を持ち込み、使用しても問題は無い。また《魔術を使用してもかまわない。》


・決着方法は相手が降参を宣言、もしくは戦闘不能になった時点で決着とする。特に時間の制限はつけないものとする。《ただしこの決闘で死傷者が出ても、冒険者ギルド並びに勝者には責任は負う事は無い。》


・この決闘の勝者は敗者に、以下のような要求をすることが可能であり、これについて冒険者ギルドは勝者の保証をし、敗者がこの要求を飲まない場合は、冒険者ギルドによって厳しく罰せられるものとする。

 各々の要求は以下の通りである。


 ルチーニ・キノックが勝者の場合、ソーゴ・クドーに以下の要求を求む。


 一つ、ソーゴ・クドーは冒険者の街ハルシャを陥れようとする詐欺師の犯罪者であり、それを認め。自らの今までの罪を洗いざらい白状し、無抵抗で王国の裁きを受ける事。この件について、証拠の有無は関係なく、決闘でソーゴ・クドーが敗北した時点で、ソーゴ・クドーは犯罪者となる。


 一つ、ソーゴ・クドーの所有する資産財産を、全て勝者であるルチーニ・キノックへ譲渡する。これは非課税、無償譲渡であり、採集品、ギルドに預けている貯金、奴隷も含まれる。また譲渡の際に必要な所費(例えば奴隷の契約変更代金など)は、それとは別に支払いの義務を負う。



 ソーゴ・クドーが勝者の場合、ルチーニ・キノックに以下の要求を求む。


 一つ、決闘以後ルチーニ・キノックはソーゴ・クドー、並びにその所有物であるアーニャネイキッドに関わらない。これはソーゴ・クドーがルチーニ・キノックより何かしらの被害を受け、尚且つそれが立証されれば、その時点でルチーニ・キノックは宣誓違反とみなす。《その処罰如何はソーゴ・クドーに全権がゆだねられる。この件に関してのソーゴ・クドーの裁定を冒険者ギルド並びに王国も異議を唱えられないものとする。》


 一つ、決闘以後ルチーニ・キノックは、その語尾に『にゃ』という言葉をつける事を禁止する。《これに違反した場合は十万At(オータム)の罰金とし、その金銭は冒険者ギルドを通して、勝者であるソーゴ・クドーに支払わられるものとする。》


・以上を冒険者ギルド、並びに王国が認め保証するものとする。


 冒険者ギルド第一層派出所 ギルド長代理  ビフドン・ロースト

 大迷宮大ハルシャ内ハルシャ防衛騎士団 第八警備隊長 レッドロック・コンドール

                                        』



「はぁ……国まで巻き込みやがって……。まぁ俺としてもその方が都合がいいのは確かなんだけどね」


 約束通り正午少し前に一層の階段部屋へとやって来ると、そこにはニヤニヤと笑っているルチーニと、冒険者ギルドの一層階段部屋派出所の全権を任されるギルド長代理のビフドン。そして現在、第一層階段部屋の警護を任されている守衛隊長のレッドロックが待っていた。

 そして先日の内に制作されただろう宣誓書を見せられたのだが、基本は昨日の話しの通りに書かれており奏吾自身も概ね問題は無かった。

 ただ予想外にも、ルチーニの宣誓書に本来冒険者ギルドのみがこの決闘を保証するという冒険者の決闘に、騎士団、つまり王国の保証まで盛り込んでいた。

 その証拠に何故か冒険者ギルドの派出所には騎士の姿もチラホラと見え、宣誓書の最後の一文にはビフドンの他に、守衛隊長のレッドロックの署名まで記載されていたのだ。


 これには奏吾も少々驚いたが、ルチーニの思惑は透けて見えている。

 つまりはルチーニとしては、奏吾を早々に犯罪者としての烙印を押したいのであろう。

 犯罪者の処遇は、冒険者ギルドでは無くヘルブスト王国の法に則って下される。冒険者ギルドは国から犯罪者の捜索を依頼として受け、国に引き渡す事は出来るが、ギルドとして裁く事は出来ない。だからこそ騎士団を巻き込み、ルチーニが勝利した時点で、無暗な詮索をさせず否応も無く奏吾を犯罪者として認定させることで、余計な手間を全て省いてしまおうという魂胆なのだろう。

 そうすれば、冒険者ギルドから奏吾を引き渡された後に、騎士団が奏吾の罪を調べ無暗な詮索をされる事は無く、ルチーニが申し出通り『詐欺師』として奏吾は裁かれる事になる。

 現在の日本では信じられない話だが、それだけの効力が王国の認めた決闘には存在する。

 その証拠となるのが先の宣誓書に書かれたルチーニ側の要求と言えよう。


 また、もし奏吾が死罪を免れたとしても完全に身を落とすように、現在の奏吾の資産財産とは別に、譲渡に対する所費を請求するとルチーニは宣誓書に盛り込んでいる。

 現時点の奏吾のもつ全財産を譲渡した上、それとは別に所費を払えと言うのはかなりの暴論でしかない。完全に無一文になった奏吾に、例え僅かな金額だとしても支払える能力などない筈なのだから……。

 となれば、奏吾がその所費を払うためには自分自身を売るしか手段は無くなり、つまりは奴隷に落ちるという事を示している。

 自分は欲しいアーニャを手に入れ、奏吾をどこまでも破滅させようという念の入り用に、奏吾は苦笑するしかない。

 もし、ルチーニが勝てればの話だが……。


 それに対して奏吾の要求に関しては、昨日の話しをほとんどそのまま書いたという適当なものでしか無かった。

 というのも、先の宣誓書の《 》に書かれていた部分は奏吾が最初に読んだ段階では書かれていなかった。

 宣誓書は決闘する者の確認が必須であり、その決闘を認めた者、今回の場合冒険者ギルドと騎士団の目の前で宣誓書の内容の合意が必要になる。だからこそ、やって来て宣誓書を確認した奏吾はまず《 》の部分を付け足し、その上で確認され出来上がった宣誓書が先のものである。

勝手に王国まで巻き込んだ事にも憤りを感じたが、それ以上にルチーニが創った宣誓書の奏吾要求部分には抜け道を簡単に作れるような杜撰なモノだった。奏吾が付け足した部分は、決闘後に重要になってくるだろう。

 ルチーニ自身は自分が負けるなど露にも思っていないのだろう。奏吾の言い分は簡単に通り、宣誓書はビフドンとレッドロックの眼前で書き直され、先のような宣誓書になったのだった。


 かくして現在、宣誓書の確認が終了し、写しを眺めながら奏吾達は決闘の場となる階段部屋の奥、階段入口前の広場へと向かう途中であった。

 四聖獣の描かれたあの場所である。

 奏吾達の少し先にはルチーニと、先日も見た取り巻き十人程が同じように歩いている。その先には冒険者ギルドのビフドンと騎士達がいる筈だ。


「騎士団を巻き込むなんて……何を考えているんでしょうかあのオークは……」


 奏吾の隣でアーニャが眉間に皺を寄せていた。


「まぁ、予想外だけど……こっちにも都合がいい。あのルチーニのやろうとしている事もある程度予想できてるし。きっと騎士を……っていうか、王国を巻き込んだ事を後悔するだろうな」


「予想って――、あのオーク。この期に及んで何か企んでいるんですか?」


「たぶん、俺が思ってた通りの宣誓書作ってきてるからね。此処まで解り易いと逆に何かあるんじゃないかって怪しむべきなんだろうけど……」


「奏吾様、いったいあのオークは何を企んでいるんですか?」


 奏吾はう~ん、と唸りながら出来るだけ周りに聞こえ無いような声でアーニャに話し始めた。


「まずルチーニが、今回ワザワザ騎士団まで巻き込んだのは、決闘で自分が勝ったら問答無用で俺を犯罪者にする為なんだろうけど、たぶん最大の理由は冒険者ギルドと騎士団への牽制だろうと思うんだ」


「牽制ですか?」


「うん。前にアクアムさん達にも言われたけど、冒険者ギルド、騎士団、領主キノックの三つの派閥が、今この街の覇権を争ってるんだろう?」


「ハイ、覇権争い……とまで言いませんが。大迷宮のお陰で、この街の価値は王国でも重要な位置に在ります。アクアムさんの話では、王国でもルーメン正教と、騎士団が対立していて、この街の主導権を握ろうとしているそうです。キノックはその教院が送り込んで来ている貴族ですし……。そこに王国から一応独立した組織である冒険者ギルドまでもが入り込んで、三竦みのような状態になっているというのは私も知っていますが……」


「だろ? 自分で言うのもなんだけど、ヘビーベアの一件で少なくともこの街で俺はギルド派だと思われているのも確かだ。そうで無かったとしても、ルチーニにさえ売らなかったアーニャをアクアムさんが俺に売った事で……まぁ正確には買った訳じゃないけど。少なくともギルド派のアクアムさんや、ディックさんと繋がりがあるだろうことはルチーニでも解ってると思う。だからこそ、ルチーニは俺に決闘で勝った後の事を考えて、たぶん騎士団を巻き込んだんだ」


「奏吾様が負けるなんてある筈ありません!」


「ま、まぁ負けるつもりは無いんだけどさ。少なくともルチーニはそのつもりなんだよ。俺が負けた場合、たぶんギルド派のアクアムさんやディックさんが文句を言ってくるんだろうと思ってるんじゃないのかな? だからこそ前に無理やりアーニャを攫おうとしたような強引な手段ではなく、決闘という方法を選んだ――まぁ、それでもその決闘の理由はかなりの暴言だったけど」


「確かに、奏吾様を詐欺師だなんて……」


「でも、冒険者ギルドが保証する冒険者の決闘だったとしても、今度は騎士団が横槍を入れてくるかもしれない。敵の敵が味方とは限らないからね。特に俺が詐欺師だなんて証拠は無いんだから。だからこそ、騎士団も巻き込んでこの決闘の保証人とする事でこの決闘に――というより、自分が勝った後の事に文句を言わせないように布石をした……そのつもりなんだろうな……」


「でも、そうだとしたらよく冒険者ギルドも騎士団もこの決闘を承知しましたね。自分達を巻き込んだ時点で、ルチーニがよからぬことを企んでると解る筈なのに――」


「そこが、俺がこの決闘で勝てると自信の根拠でもあるんだけどね」


「どういうことですか?」


「お互いに足を引っ張り合いたい筈の三竦みの状態で、キノック派のルチーニが今回の決闘を敵対派閥である筈の冒険者ギルドと騎士団に証人として求めた。アーニャが言う通りちょっと頭を使えば、誰だってルチーニが何か企んでいるのは解る筈なんだ。だから本来なら冒険者ギルドと騎士団は今回の決闘を認めないまでも、決断を渋って時間稼ぎなりして宣誓書の内容にしても、もう少し吟味する時間を用意して口出しする筈なんだ。時間稼ぎをするためにね。でも、今回は昨日の今日で全て準備は整っている――。こんな状況になる可能性は二つに一つ。冒険者ギルドと騎士団が、そんな事も解らない程バカばっかりの可能性。もう一つは、ルチーニが自分のそんな浅はかな計画を冒険者ギルドや騎士団が看破できないと思っているバカだという可能性――。アーニャはどっちだと思う?」


「――後者ですね、確実に」


「そういう事。なら、ギルドと騎士団がそんなバカみたいなルチーニの計画を解っていて敢えてそれに乗った理由は?」


「奏吾様が確実に勝利すると思っているから――。そしてそれを機会に、キノック派に汚点をつけようと思っている……ですか。はぁ……何故でしょう。急にあのオークが可哀想に思えてきました」


「たぶん、ルチーニは俺がヘビーベアを倒したって話しを知らないんだろうね。正直、ルチーニの実力は俺もよく知らないけど、二か月前ヘビーベアを二体倒したって話は、残念ながらこの街では有名になってる。冒険者ギルドがそれを知らない筈はないだろうし、騎士団だって知ってるだろう。上層部は知らないけど、意外と此処の騎士団の人達はフランクで冒険者との関係も良いし、俺とも仲良くしてくれるからね……。

そこから情報を得て、だいたい俺の実力の最低限は予想が立てられるだろう。少なくともヘビーベアを二体、そして盗賊団をも同時に相手できるほどの実力の持ち主だって……。

そしてその俺と、ルチーニの実力を比べた結果、俺が勝つとギルドも騎士団も判断した。そんな所だと思う。逆にルチーニは一昨日この街に帰ってきたって言ってたろう? アクアムさんの話によると、アーニャの強奪事件の際に身を隠すようにして出ていったのが半年以上前。その間ハルシャには帰ってきてなかったって話しだし、二か月前の話しを知らなくても不自然じゃない。それにもし知っていたなら警戒もするだろうし、俺だったら決闘以外の方法を考えるな。圧倒的な実力差があるならまだしも、最低でもヘビーベアを倒せる実力を持つ可能性がある以上、真っ向勝負は避ける……」


「確かに奏吾様の実力は本物ですが、噂であったとしても看過できない情報ですね。私でもまず相手の情報も調べてから手段を選ぶと思います。じゃぁなんであのバカはなんで決闘だなんて……あっ、そっかだから知らないと言ったんですね。知ってたら絶対に決闘なんて申し込まないから……」


「ご名答。まぁ知ってた上でやってるバカの可能性もあるし、もしかしたら今予想した全ての事を踏まえたうえで、それをも覆す程のずば抜けた策士……っていう可能性もあるけど……」


「ありませんね。あのオークに限って」


「でしょう? まぁ、この宣誓書を見る限り、そんな頭がいい奴だとも思えないしね。決闘っていう手段を選んだ時点で底が知れてるって話しなんだよ」


 奏吾はそう言ってピラピラと宣誓書を振って見せる。


「さっきも言ってましたよね。その宣誓書であのオークのやる事は予想できるって……いったいその宣誓書で何が解るんですか?」


「えっ、そうだな……ヒントは此処だよ決闘方法の所……」


 奏吾はそう言ってアーニャに宣誓書を手渡した。アーニャはそれを受け取ると決闘方法の部分を読み直した。


・決闘方法は冒険者同士の一対一での戦闘とする。

 ただし武器、防具、アイテム、道具の類など、その冒険者の所有物であれば原則何を持ち込み、使用しても問題は無い。また《魔術を使用してもかまわない。》


・決着方法は相手が降参を宣言、もしくは戦闘不能になった時点で決着とする。特に時間の制限はつけないものとする。《ただしこの決闘で死傷者が出ても、冒険者ギルド並びに勝者には責任は負う事は無い。》


「奏吾様が付け足した部分は――関係ないですよね?」


「そうだね、少なくともルチーニは俺が付け足した部分を見ても、自分の策略に問題は無いと判断したんだ。だからそこは関係ない――ルチーニの計画にはね」


「う~ん。なら、他の部分……でも比較的普通の決闘のルールに思いますが……」


「そうかな……比較的解り易い絡め手だと思うんだけど。もしかしてギルドや騎士団もそこには気付いてないとかないよね……。この世界ではこういう卑怯なのはあんまり無いのかな……」


「ひ、卑怯なんですか!」


「一般的にはね。ただ、この宣誓書からは逸脱してない筈だよ」


「この宣誓書に逸脱しない、それでも卑怯な手段……それってなんなのですか?」


「じゃぁ、最後のヒント。ルチーニの二つ名だよ」


「『奴隷潰し』ですか?」


「そして自称の『道具使い』だよ……」


 そうこうしている内に、二人は目的の場所へとたどり着いた。すると既に決闘の話しが出回っていたのか、広場を囲むように人だかりが出来ていた。奏吾とアーニャはその中を割って入ると、騎士団が円状に警備に入り、円形状の空間が空いていた。

 そして奏吾の反対側ではルチーニが既に準備を始めている。その横で、先ほど会ったばかりのビフドンとレッドロックが怒鳴り声を上げている。


「はぁ……、さっそくやってるのか。この分だと本当にギルドも騎士団も気づいてなかったみたいだな……」


 その様子に奏吾は肩を落とす。するとルチーニは奏吾が来たのを確認して、微笑んだ。


「やっと来たにゃ。さぁ、決闘を始めるにゃ――!」


 そのルチーニの言葉に、彼の周りにいた十人の奴隷達がそれぞれ武器を構え、鋭い視線を奏吾へとぶつけたのだった。





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