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早いもので

ワゴン車での

俺と明宏の逃亡旅は

もう3ヶ月経った。


逃がし屋プロの

鍋島が言うには

最初の1ヶ月が

一つの山であり


それを越えて

半年が過ぎれば

安全圏だという。


俺と明宏が最終的に

住むことになる所には

全く捜索の手は伸びていない。


なので

もう鍋島が用意した

マンションに住んでも

大丈夫かもしれない。


それでも

まだ俺たちの捜索は

打ち切られておらずに

組本部は続けているという。


鍋島が用意した

賃貸マンションの

所在地の市役所に


近いうちに

俺と明宏の婚姻届を

出すことになるんだ。


どうやら

明宏は早く

俺と入籍したいようだ。


ふと気づいたが

鍋島の勧めでもある

俺と明宏の結婚。


それは

あくまでも

組の奴らに見つからないため。


そのような

大義名分による

偽装結婚であったはずだ。

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