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それから

鍋島は俺たちに

現在の組や本部の

状況を話してくれた。


俺たちの組の

奴らは皆、本部の命令で

タコ部屋に入れられたという。


そこから

毎日、建築現場に

強制的に通わされて

重労働をさせられる。


もちろん

タコ部屋には

24時間体制で

見張りがいる。


さらには

マイクロバスでの

現場への移動中や

仕事中も監視が付く。


それゆえ

逃げ出すことは

不可能に近いという。


というか

うちの組員たちは

無休無給な上に

小遣いも貰えない。


それゆえ

たとえ現場から

逃げ出せたとしても

持ち金はゼロである。


なので

逃亡するのにも困るし

捕まれば半殺しにあう。


なので

うちの組員たちは

逃げることは諦めて

生き延びようとしている。


俺たちが奪った

本部への上納金は

3億円であった。


確かに大金だが

うちの組員200人いる。

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