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ただ

組員になる前の

俺は太り気味だったので

元通りにしたいとは思わない。


今の体重が適正と

俺は感じているからだ。


ただ

鍋島が言うには


お前は太った方が

別人に見えるからいい!


痩せていると

人相が悪すぎる!

俺と明宏の

捜索のための

似顔絵を見せてくれた。


俺と明宏の写真を

組の誰も持っていなかった。


それゆえ

本部の連中は皆

この似顔絵を持って

俺たちを探しているという。


どうやって

この似顔絵を

手に入れたんだ?

俺は感心してしまった。


すると


蛇の道は蛇!


俺はプロだよ!


こんなものは

簡単に手に入れれるよ!

鍋島は胸を張る。


それにしても

下手な絵である。


俺の顔は頬が痩けて

人相が極めて悪くて

見るからに悪党である。


この似顔絵では

今の俺に出くわしても

絶対に、わからないはず。

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