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騙された俺  作者: プリンセス


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その鍋島の言葉を

認めたくないものの

俺は半ば認めている。


俺は確かに

1人で生きていけば

道を踏み外す危険がある。


それゆえ

もし明宏と一緒に

暮らせなくなったら


タイに渡って

鍋島と一緒にいたいと

俺は考えているんだ。


鍋島も俺には

頼って欲しいと

言ってくれている。


それでは

俺が明宏と

一緒にいられたくなるのは

どのような場合か?


俺は明宏とは

ケンカはしないはずだ。


となると

考えたくないが

性的なものだろう。


予定通りならば

俺と明宏は1ヶ月後

お互いに新たな戸籍を得たら

偽装結婚することになるだろう。


それはそれで

俺にも問題はない。


そもそも

俺には結婚願望はないし

離婚で戸籍が汚れたとしても

何も問題ないからだ。


ただ

明宏は近い将来

タイで性転換手術を

受けることになるんだ。

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