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というわけで
話を戻してみると
今日の深夜に
俺たちは計画を実行する。
俺と明宏は
午後7時過ぎに
部屋住みの仕事から
組員から解放された。
夜勤の組員は
幹部待遇の則夫を含めて
4人が揃っている。
まだチラホラと
他の組員がいるが
事務所は深夜になれば
夜勤番の4人だけとなる。
組長不在時には
幹部といえども
組長室への入室は
禁止となっている。
それゆえ
他の組員たちが
朝までに組長室に
入ることはない。
それゆえ
明宏が奪った
組の口座の約3億と
組長室の金庫の約3000万円。
それが
無くなっていることは
組長は朝になるまでは
気づくことはないはず。
つまりは
今の時点で
もう3億3000万円は
俺たちの手にあるわけだ。
このことで
俺たちは随分と
気が楽になった。
楽になったことは
俺たちには2つある。




