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今も今朝も夜明けが降る。

作者: すみ いちろ

いつか散る風の花びら


この夜明けの日の明かり


まるで夜の闇が赤く溶ける


いつかは消えるこの体の


灰になるまで燻ってる時間


まだ君のこと覚えてて


あてどなく探し求めてた


あの地平線の水平線の彼方まで


行けるはずのない まだ夢見てた時間


誰かの言葉が眠りの浅くなった耳元に響く


気のせいかなんて目を閉じてみた嘘


記憶が震えるほど会いたくて 思い出してほしかったこと


まるでこの冬の 打ち上げ花火みたいな本当


静かに消えた 一瞬だけ残せた ほんの少しだけの夜空


もうすぐそこまで昇る夜明けに


君のことが気がかりだから


少し早めに起きた朝


夜通し眠れなかった夜


二人の時間が 交わらない今日のどこか


今日のどこかが ここでしかが


誰にも気づかれずに 打ち上げ花火


今も観ていたい どこかじゃない今日は













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