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しあわせのすーぱーどらごん

作者: ほたろうの家

 

 ぼくはすーぱーどらごんだ。


 ぼくはとってもつよいんだよ。


 かみさまからもらったこのちからでこまってるひとをたすけるの。


 ぼくはいまそらをとんでる。


 おそらをとぶの、すっごくたのしいの。



 あっ、あそこにおっきなにもつもってるおばーちゃんがいるよ。


 とんでいってたすけてあげるの。


 おうちまでおくってあげる。


 えへへ、ほめられるとうれしいなぁ。


 おばあちゃん、ありがとうっておかしくれたの。


 ぼくもうれしくなる。こちらこそありがと、って。


 おうちかえってたーべよっと。


 ぼく、しあわせ。


 こまってるひと、いないかなー?


 ぼくはとんでまたさがす。


 ぼくはすーぱーどらごんだから―――――――




















 ――――――――ガンッ!

 頭に固い何かが当たって目を覚ます。


「いつまで寝てんだよこのカス!!」


 い…いた……あ、ご…ごめんなさい


「昨日あれだけ言っただろうが!」


 待って、言われたことはちゃんとやったよ――――――


 ガンッ!


 あ…っ…


 ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…


「口答えするな!死にてぇのか!!」


 ぁ……ゃ……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい――――――――


 うずくまって泣いていると、がらがらって音が聞こえてびゅーって風がふいてくる。


 いやだ


 やだよ


 いたいよ


 さむいよ


 風がふくつめたい床に転がる。


 つめたいぼうにつかまると、少しとおいじめんが見える。


 あたまがぼんやりする






 あれ さっきの おばあちゃんだ


 どうしたのかな


 またこまってるのかな


 たすけてあげなくちゃ


 ぼくはすーぱーどらごんなんだから――――――――――



 あれ


 なんで


 とべない


 の


 ぶつかっちゃ―――――




















 めがさめた


 ここはどこ?


 しらないところ


 めのまえにおんなのこがいる


 だれだろう みたことない


「起きた?」


 うん


「君はだれ?」


 ぼく?


 ぼくは…なんだっけ…


「可愛いドラゴンさんね」


 どらごん?


 ぼくは……



 ………そっか



 やっと、なれたんだね



「君、まだ子どもみたいだから、お母さんの所に連れてってあげる」



 え?


 おかあ…さん……?


 だれだっけ……



 …あ


 いやだ…



 いやだ いやだ 


 いやだいやだいやだいやだ



「あ!待って!どこ行くの!」



 とびらをあけておそとにでた。


 …ここは…


 …そっか





 ぼくがいつもおそらとんでた…あのばしょ。



 もう、おかあさんは、いない。





「もう!急に飛び出してどうしたの!」


 さっきのおんなのこだ。


 おこって……る…………




 ……あ……ご…ごめんなさ―――


「…震えてる」


 あ、とめなきゃ ごめんなさいごめんなさいごめんなさい――――――



「よっぽど酷い目にあったのかしら」


 てがこっちにきた


 こわい


 こわいよ


 たすけて……





「大丈夫よ」


 …え…?


「君をいじめる人は…ここにはいないよ」


 ほんとかな


 いたいことしないかな


 でも あったかい


 ぽかぽかして…あったかくて……




 そっか


 ぼくはもう…うまれかわったんだ


 すーぱーどらごんに―――――――

とりあえずここでおしまいです。

思いつきでちゃちゃっと書いたものなので所々…というかほぼおかしいところしかないような気がする。


すーぱーどらごん君は誰だったんでしょーか


どんどん考察みたいなのしてってください。

感想でこんな感じかな?と考えを言ってくれたらそんな捉え方もあるのか、とか大体合ってる時はすごい!伝わった!って感じます。

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