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新たな婚約者


ほとぼりが冷めた頃を見計らって私は学園に戻りました。学園は騒動など無かったかのような態度で、私も以前とあまり変わらない生活を送る事となったのです。

勿論、何事もなくそのまま、といかなかった部分もあります。


学園は二度にわたる騒動によって、平民の受け入れ態勢を完全に取りやめてしまったのです。

そして、それらは歓迎をもって貴族社会に受け入れられました。


私はというと、父が卒業するまでに新たな婚約者を決めてくるのを待つだけの日々。

今度は綺麗な人形ではなく、可愛いペットを希望いたしますわ。

特に犬が良いですね。主人に忠実だといいますから。


そうして、一年を待たずに新たな婚約者が出来ました。


二番目の婚約者。


お相手は、ロスナー伯爵家の次男、アルフレッド・ロスナー様。


ロスナー家は先代当主から商売で成功を収めている裕福な伯爵家で、アルフレッド様も私より六歳年上の優し気な殿方でした。

ギルバート殿下のように際立った美しさが無い代わりに、落ち着いた包容力があり、一緒にいて癒される感じです。


また、殿下とは違ったタイプを選別してきましたねお父様……


婚姻は私の卒業を待ってからになりますが、どこかの顔だけ王子と違って、私の話をよく聞いてくれる聞き上手な方ですわ。勿論、私だけ話すわけではございません。アルフレッド様のお話だって楽しく聞いております。どこかの自慢しいの王子と違って、気遣いの出来る方ですからね。


アルフレッド様は学園を卒業後、王立大学に入られ、そのまま大学院に進まれた後、王立大学の助教を務めていらっしゃいます。何でも卒業論文を認められたとかで。

素晴らしいですわ。

研究者肌ですが、結婚後は共に侯爵家の仕事を手伝ってくれるそうです。

少しもったいない気がしますから、両立出来ないか考え中なのです。

まだ、時間がありますから焦る必要はありませんけどね。


彼となら結婚生活も上手くやっていけそうです。


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― 新着の感想 ―
[一言] よくもまあ先代王は侯爵家から息子の嫁を迎えるとか考えたな どう考えても一族総出で恨んでるだろうに まあ国としても傍流の無能の血は絶えたのだからあらゆる意味でハッピーエンドだな
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