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始まりの箱

初めから書き直しました。



あまりに殺風景な村。利鞘村りざやむら




しかし、周りからは未知の村とされ、未知村と呼ばれている。









◇第一話 始まりの箱◇



陽射しが暑い七月…


利鞘村の利鞘高校ではちょうど授業が終わり、生徒たちが帰る所だった。



その中で二年一組の教室に一人だけ授業が終わったにもかかわらず、机の上で爆睡している男子がいた。




「す〜………す〜………」


すると寝ている男子に一人の女子が近づいてきた。


そして女子はカバンから出した分厚い本で男子の頭を叩いた。



しかも、一番固いかどで…






ゴン!!







〇利鞘通り〇



「いっ〜〜〜って〜〜!!!」


そう言って頭をさする男子、如月 光夜と一緒に隣を歩く女子、田中 桜は利鞘通りを歩いていた。



「お前なぁ、普通叩くにしても、かどはねぇーだろ、かどは!」



光夜は隣にいる桜にそう言って眉間のシワをよせるが桜は全く気にしていない様子で光夜を見る。



「あんたが放課後なのに全然、起きないからでしょ」


桜は光夜にそう言ってはぁ〜っとため息をついた。光夜は、コノヤローっと言って拳を震わした。



すると桜が話題を変えた。


「ねぇ、今日のニュース見た?」

「……一応見たけどそれが何だよ?」



光夜がそう言って桜に聞くと桜はカバンから携帯を取り出し、何かのページを開いて光夜き見せた。



「この未知世界って言うニュース!!」

「…お前、好きだよな〜そう言うの」



光夜は呆れたようにそう言った。しかし桜は自分の世界に入ってしまった。



「うん。このニュースでね、未知世界って言う世界が一杯あるんだって。それでねー」



桜はそう言って隣を見ると…




光夜の姿はなかった。




「も〜〜〜〜、光夜のバカぁぁぁぁ!!」




桜は一人そう言った。













そして、桜を無視した光夜は今、利鞘通りの先にある利鞘神社にいた。



「…………未知世界…っか…」



光夜は桜が言っていたニュースについて少し気になっていた。


(何か昔聞いたことがあるような…)


そして光夜がそんな事を思っていると…




ポタポタポタポタ




空から雨が降ってきた。光夜は慌てて神社の中に入った。



「ふぅ〜…おかしいなぁ、今日は雨降らねーって言ってたんだけどなぁ…」



光夜はそう言って、ふと神社にまつられていた祠を見た。



すると祠のドアが開いていた。そしてその祠の中には野球ボールサイズの箱がまつられてあった。



「………………」



光夜はそれを見て、何処かで見たような気がした。



そして無意識の内に光夜はその箱に手をのばし…










指先が箱に触れた。













すると次の瞬間、箱から光が放出され、その光は神社ごと包んだ。












そして光夜はいきなりの事に驚き目を閉じ数秒後、目を開けた。



「…………………えっ?」




すると光夜の手のひらに白く光った箱が乗っていた。


光夜は、手のひらに乗っていた箱を見て、何でっと言った。



すると…
















「痛〜〜〜ぁ!!」







すぐ近くから男の声がした。光夜はその声が聞き、男を見た。













そこには、茶色の上着を着て、手の大きさぐらいの五角形のアクセサリーを腰につけた男がしりもちをつきながらそこにいた。




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