#04『理系男の文章校正』
いろいろあったんです。興味ある方は活動報告まで。
どうも、イズクラジエイです。
本コラムは、理系男を自負するジエイさんが思いついた小説制作の極意を自分勝手に語るコーナーです。
本気で不定期更新ですが、需要があるのなら、もう少し頑張って更新するかもしれません。
さて、今回のテーマは『理系男の文章校正』このスキルについて書かせていただきます。
はじめに
私が考える理系脳の文章作成における極意は【情報入手】【情報出力】【情報精査】この3つです。
この3つの知識量と経験が作家としてのレベルを引き上げてくれると信じています。
3つの内訳としては
【情報入手】……文章の元となる情報が必要ですよね。
まず、読んでもらえるような面白いネタや知識、経験を入手しなければ始まりません。
頭の中に何もなくては文章を作るなんて不可能なのです。
他人の本を読んだり、映画を見るなり、旅をしてみたりとにかく最初に【情報入手】がいるのです。
【情報出力】……いわゆるアウトプットですね。
自分の持っている知識を組み合わせて新しいものを創り出す作業です。
考えをメモに書き出すなり、Twitterで呟く習慣も立派なトレーニングになります。
最終的にそれが自分の表現したい文章や小説等の物語となるのです。
【情報精査】……自分の創った情報(文章)が正しいかどうか確認することです。
最後の詰め作業で、これの精度が面白さにも直結します。
なぜなら、誤字脱字が多いと読む気を無くす人もいますし、大事な場面で意味が伝わらないと台無しなのです。
そう、今回のコラムは極意の3つ目【情報精査】についてです。
インパクトのためだけに回りくどい表現をしましたが、一般的な言葉で言うと『文章校正』です。
作家の皆さんも、そうでない方も様々な場面で『文章校正』やりますよね?
「俺はそんな事しなくても完璧な文章だぜ!」って方や、そもそも「校正するほど上を目指してない」とか「読まれることを前提として書いていないよ」って少数派と思われる方は、今回のコラムを読む価値がないのでスルーを推奨いたします。
そうではない方、特に理系を自負する皆様にはオススメかつ、有意義な情報となるでしょう。
前述の【情報精査】の通り『文章校正』とは文章に誤りがないかを確認して修正する作業の事を言います。
プロの作家さんが書いた漫画や小説等の出版物ですら、文章や語句そのモノに誤りが残っていたりするので、この『校正』という作業がいかに大変か、好きな言葉を使わせてもらうと『推して知るべし』と言ったところである。
校正と一括りにしているが、その内容は【誤字脱字】【仮名間違い】【文体の統一】【2重言葉】【読みやすさ】他にも挙げればキリがない。
特にパソコンやスマートフォンによる入力に頼っている人は【同音語誤り】が多い傾向にあるのです。
単純に予測変換で打ち間違えたり、知識が不足しており正確な表現や漢字を知らないパターンもある。
とにかく、校正は大変なのだ。
自分で頑張って『文章校正』をしても、「間違いに気付かない」なんて事は往々にしてある。
じゃあ、どうするのか?
ここでやっと本題に入るわけですが、自分の文章作成能力に自信のない理系の皆さんが取るべき手段は、結論から言うと『自分以外を頼る』です。
校正が得意な友達がいれば、その人を頼るのも良いでしょう。
そのほかにも、幸いな事に科学の進歩した現代では『文章校正ツール』なるものが存在します。
ソフトとして販売しているものもありますし、Web上で検索すれば、精度はともかく無料で校正してもらえるツールやサービスもあります。
ツールにも用途別に種類があるので、興味がある方はぜひ探してみてください。
それらをうまく活用すれば時短にもなり、正しい文章表現力を同時に学ぶ機会にもなります。
知識が増せば、次回から【情報出力】の段階でミスは減らせるでしょう。
カッチリした正しい表現を知った上で、場合によっては『あえて崩していく』といったスキルにも使えるのです。
この手段、言われてみれば知っていたけど活用していないという方、案外多いのではないでしょうか。
因みにこの文章も、とあるツールで校正してあります。
自分好みにカスタマイズされた様々なツールを使い【情報精査】をして文章の精度を上げる――
これが、理系脳のジエイさんがたどり着いた一つの極意です。
それでは、全ての理系クリエイターの健闘を祈って。
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