短々譚
最後の書き下ろし(といってもその前のやつの改変程度ですが)以外は、活動報告に上げていた分のコピペです。
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『非実在……』作:一二三 五六
あ~あ、規制かよ。あいつら俺らの事嫌ってるだろ。
「そう言うなって。あいつらだって本当は俺たちの同士なんだぜ」
どうしてだよ。
「だって、架空の少年少女まで保護したくて条例を作ろうとするとか、むしろ俺たち以上だろ?」
確かに!
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「どうなさいましたか?」
「先生、私は人が怖いんです」
「私も怖いですか?」
「はい。ですけど、何処が怖いのかが全く分かりません」
「貴方はどうやら暗示がかかっているようですね」
「暗示?」
「そうです。誰がかけたのか知りませんが、貴方の暗示を解いてあげましょう。
私の手をよーく見ていてくださいよーく……はい! 解けました」
「ぎゃ! 化け物!」
『自己暗示』作:一二三 五六
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『もしもゾンビがいたのなら……』作:一二三 五六
2XXX年。
突如発生したゾンビ化ウイルスで世界は亡者で溢れ返……
――らなかった。
ウジ・ゴキ・アリ「腐肉ウマウマ~」
弱肉強食とは、かくも切ない。
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『バラエティー番組を盛り上げるには』作:一二三 五六
バラエティー番組を盛り上げる簡単な方法。
まずは、芸人を呼んで、
次に、笑い者にすればいい。
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『冬桜』作:一二三 五六
春は桜の花が咲く
夏は青い葉だけが残る
秋は朱く色づいて
冬は季節外れの桜咲く
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『俺Tueeeee!』作:一二三 五六
前に、俺Tueeeee!している話を作ったんだ。
そしたら、お前のそれは間違っているって言われたよ。
主人公がチートで大暴れしているのに、一体何処を間違えているのかって聞いたらさ――。
「強ぇぇぇぇぇ」は「Tueeeee」じゃなくて「Tsueeeee」なんだと。
初めて知ったよ。
あれじゃ「つぇぇぇぇぇ」じゃなくて「とぅぇぇぇぇぇ」になるなんて。
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『血液型』作:一二三 五六
私、性格でその人の性格が分かるの。
――へぇ、だったら私は変わり者だって人からよく言われるんだけど分かります?
AB型でしょ。
――確かに当たっている。凄いな。
そうでしょ。凄いでしょ?
――だったら僕はどうかな。人に気を使ってばかりだけど、内心好き勝手をしたいんだ。
えーと……。
――俺は? 現実的に物事は考えたりするんだけど、趣味の世界に没頭するとやっぱロマンを求め出しちゃって。
あー、それは……。
――「実は二重人格で」「特定の人にだけ嘘吐いているんだけど」「実はロリコンで」「だったらボクはマザコンだ!」
そんなの知るか!
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『血液型その2』作:一二三 五六
私、血液型でその人の性格が分かるんです。
――へぇ、だったら私はA型なんだけど分かるかい?
普段ナイーブだけど、腹を括ったら肝が据わるタイプでしょ。
――確かに当たっている。凄いな。
そうでしょ。凄いでしょ?
――だったら私はどうかな。AO型なんだけど。
へ!?
――僕は? Rhがマイナスなんだけど、これってどうなのかな。
え、え!?
――「A型とAB型のキメラだけど」「CDeだ」「シスAB」「‐D‐(バーディーバー)は?」「AB型のモザイク!」「僕はボンベイ型」
え、え、ええ?? 分かんないよ。
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『算数の問題?』作:一二三 五六
最初のバス停で、誰も乗っていないバスに一人が乗りました。
次のバス亭では、七人が乗りました。
三番目のバス停で三人降りて、四人が乗りました。
四番目のバス停では八人が降りました。
最後、一人が血まみれになってバスから降りてきました。
さて、バスの中には何人が居るでしょう。
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『間違い探し』作:一二三 五六
最初のバス停で、誰も乗っていないバスに一人が乗りました。
次のバス亭では、五人が乗りました。
三番目のバス停で四人降りて、一人が乗りました。
四番目のバス停では四人が降りました。
そして、折り返しのバス停から一人が乗りました。
さて、間違いは何処でしょうか。
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『算数の問題?』と『間違い探し』の答えは感想欄で言って頂ければ、あとでお教えします。