「 何 で こ の タ イ ミ ン グ !? 」
「えと…とりあえず、よろしくおねがいします…。」
個性の強すぎるメンバーなこの翁桐楼学園高等学部生徒会。
しかし、こんな個性的なメンバーでもやっていかなければならないのだ!
よしっ、と気合いを入れ直して会長の席まで行き、そこに置いてある中々座り心地のよさそうな椅子に腰を下ろす。
うおっ!すんげぇ座り心地良かった!
コレはアレだな、痔の人でも安心して座れる良い感じの椅子だなっ!
そして、ある事に気がつく。
いや、思い出したとでも言うべきか。
「あの、もう一人‘彰’って言ってた人もいるみたいですけど…どんな人なんですか?」
もう一人いるらしい、生徒会メンバーの存在。
ただでさえ、現時点でカオス……個性的なキャラいっぱいのこの室内にまだ一人増えるのだから、気になって仕方がない。
(コレ以上、濃いキャラは望まないぞ!!出来れば普通に真面目な人が来て欲しい。)
とまあ、願いと現実は反比例するもので。
「彰くん?…琢磨くん、貴方知らないんですか?」
オカマ…もとい悠治先輩が答えた。
「え、そんなに有名な人なんですか?」
「ええ、少なくとも高等学部では知らない人はいないんじゃないでしょうか?
―――鈴宮彰と、聞いた事、ありませんか?」
「?」
分からないものは分からない。
そんな俺を見かねた吹雪が説明してくれた。
「鈴宮彰って言うのはな、この学園で一番と称される位、喧嘩の強い不良だよ。」
なるほど、………って、オイオイオイオイ。
今なんていった?え、不良?
不良が生徒会…?!!
「ですが、琢磨くん。」
悠治先輩が、付け足した。
「彰くんは良い人ですよ。頭も良いですし。
…………まあ、ちょっと喧嘩っ早くて怖いですけど。」
ん?
なんか、最後余計なモノ聞こえなかった?
あ、幻聴ね。おーけーおーけー。
ピッ、ウィン。
そんな時、生徒会室の厳重な扉が開かれる音が聞こえた。
何 で こ の タ イ ミ ン グ !?
ちょ、もう俺、恐怖の対象としてしか見れないんですけど!?
そして入って来たのは、鋭い眼光をした格好いい人だった―――…。
【えええ、ちょっ、どうすれば…!!?】
(ちょ、怖ぇぇぇっ…!!!)
ギロッ…、
(ヒィィ…!睨まれたっ…!!)
あい、お疲れ様です。
っつー訳で、こななちは~。
今回は生徒会の華!の紹介です。
名前:丞瑠璃
性別:女
誕生日:10月16日
血液型:B
身長:165cm
体重:42kg ほっそいです。
御姉さまタイプの紺色の髪を右側の一部を結い上げた様な感じで、髪飾りをしている。目は髪と同じ色な美人さん。
生徒会会計で、郁遵と同学年です。
また、ブログに絵でもうpすると思います(多分)
ではお疲れさまでしたノシ