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Helkeeper  作者: サレコウベ
~穏之章~
7/10

「ツッコミ要因増量希望します。」



「はーい皆~。席に着きんさーイ!」



担任と思われる30代半ばで変わったグラさんの先生が教室に勢いよく入ってきた。

なんだか、独特の話し方をする先生だ。



「えー、今日からキミ達の担任になったダンヌ・斎藤(さいとー)サ!」


よっしくぬ~ん!とおかしな言葉での挨拶が終わり、生徒皆で拍手する。

つくづく変わった学園だ、と琢磨はぼんやりと思った。

いや、個性が強すぎるのだ。

特に、自分の周りは。


……いや、考えるのはよそう。



そんな時、再び勢いよく扉が開いた。




「遅れてっすみません…っ!」



最早制服ではなく、つなぎを着て寝ぐせのついた頭にゴーグルを付けた男子生徒が息を切らして入ってきたのだ。

その少年にいち早く反応したのは、蓮と椿ちゃんだった。



「おー秋。(おせ)ぇじゃねーか。」

秋兄(しゅうくん)! 遅いっていう蓮兄(れんくん)も入学式来なかったくせに。」



何気に黒い椿ちゃんに驚きながらも、入ってきた人物――側上秋桜(しゅうおう)に視線を向けた。



「いや…その……、遅くまで機械(メカ)作ってたりして徹夜してたら、目覚まし気付かなかった…。」


少し俯き気味に、恥ずかしそうに呟く秋桜。

すると担任のダンヌ・斎藤が「オー、良いから座るがいいノ!」と促した。


とりあえず、うん。

秋桜、制服着ような?

先生ももっと何かツッコミを入れて欲しい。

というか、まず先生をツッコむべきか!!?

そして、どうして誰もツッコまないのか?!

え、まさか、このクラス全員ボケ要員!?


などと、琢磨が自分自身の思考回路にもツッコミを入れていると、いつの間にやらホームルームが終了した。



【先生、切実にツッコミ要員希望します!】


(琢磨、皆がツッコミ入れないのは、)

(メチャクチャなこの学園での生活の慣れと、)

(個性的な人が多すぎて、)

(ツッコんでたらキリがないと知っているからだ。)


((((と、言わない方がいいかな…。))))

(面白いしね。)

(だねー。)



(うああーっ、誰かツッコミ担当になってくれえぇー!)

とまあ、はい、こななちは~。

っちゅーわけで、側上家二男登場(笑)


名前:側上秋桜(かわうえしゅうおう)

性別:男

誕生日:11月27日

血液型:B

身長:173cm

体重:62kg


機械オタク(メカニック)で、パソコンやアニメやゲームなど二次元が大好きなインドア派。

いっぺん集中すると周りが見えなくなる性質。ゆえに機械いじりで徹夜(笑)

ただし、興味がない事には本当に無関心。

容姿は、暗めの茶髪で少し長い前髪は下ろしている。

いつもつなぎ&頭に付けているゴーグルという姿をしている位、機械に入れ込んでいる。


その他もろもろ…。

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