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Helkeeper  作者: サレコウベ
~穏之章~
3/10

「何これ、何のRPG?」

現在、通学途中……。



「たっくーん!ゆきちゃーんっ!」



女子生徒の声が聞こえた。






「あ、椿ちゃん!」


いち早く琢磨が反応した。


二人に駆け寄る女子生徒。


名は、側上椿(かわうえつばき)という。


綺麗に結われた髪を大きく揺らしながら走ってきた。


しかし…、




「へぶぅ!」



ズベシャアァァァァ!!



豪快にずっこけた。



「ああああ、椿ちゃんんんんん!!」


「落ち付け。」


ベシッ!



慌てふためく琢磨を某チョップで制裁する吹雪。


「痛ぇ”!」





「大丈夫か?椿。」


「あ、ゆきちゃん。えへへ…椿、なんでこう毎回毎回こけるんだろうなぁ…。」


「まあ、ドジな天然ほど希少価値の高い萌えはねーから、良いと思うぜ。」


「ならいっか~。」



此処で吹雪の残念なイケメン発動!



実を言うと吹雪、残念なイケメンなのだ。


見た目は格好いい。しかし、中身や言動が悲しきかな、オタクなのだ。



そして椿も椿で、そんな吹雪の言葉をポジティブに受け入れてしまう。


やはり、天然なのだ。



「俺、放置ですか?コノヤロー。」



「あ、ごめんっ忘れてた!」



そして素で言うので、ダメージも倍増。いやむしろ億増する。


なんて言っても琢磨は、この椿の事が好きだからだ。



「ほら、早く行くぞ。」



ショックを受けて白色に変わってる琢磨に、さりげなくフォローを入れてくれる吹雪。



「そ、そうだな…行くか。」


しかし、まだショックから立ち直れていないのか、言葉が詰まる琢磨。




【こうして、入学式へと向かう二人に、仲間が一人追加されました。】


(何これ、何のRPG?)

(何言ってるの、たっくん?)

(…そっとしておいてやれ。)

お疲れ様です、ヒロイン出せました。


名前:側上椿

性別:女

誕生日:11月27日

血液型:B

身長:152cm

体重:40kg

いつも元気いっぱいで明るく、誰にでも優しい。

かなり天然だが、たまに素なのかどうなのか分からない時がある。

容姿は、蒼めの長い黒髪を下で二つに結っている。

右が深茶で左目が深緑のオッドアイ。右目は二重、左目は一重。

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