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Helkeeper  作者: サレコウベ
~穏之章~
10/10

「先生、切っっっ実に!」

BL要素はいりまーす。


生徒会室の扉が開かれ、クールそうな格好いい人が入ってきた。

眼光が鋭い。いやいや、怖いって。



睨まれた琢磨は少し硬直したが、直ぐに元に戻る。



「あ、来ましたねぇ。あっきーらくぅぅぅぅうぅん!!」

バッ!と悠治先輩が彰と呼ばれた人に両手を広げて飛んで行った。


しかし―――…。


「うぜぇ。」


ゲシッ!

「やんっ!」


悠治先輩を思いっきり蹴飛ばした。

そして悠治先輩の声がキモい!!鳥肌立った…。

他の先輩達を見ると苦笑していて、椿ちゃんは顔をひきつらせていた。(吹雪は涼しそうな顔をしていた。起きてんのかー?)



と、とりあえず、悠治先輩は放っておいて……、


「えっと、貴方が鈴宮彰先輩ですか…?」


尋ねてみた。


なぜか再びギロリッと睨まれた。ああ、もう怖いって!(ヤケクソ)

すると、彰先輩は椿ちゃんと吹雪の方向を見た。

その瞬間…!





「っテメェ…!」


そちらの方へズカズカと歩み寄った。


「え、ちょっ…!」

まさか椿ちゃんに絡みに行く…!!?

そう思って、慌てて止めに入ろうとして椅子から立ち上がった。




…が、彰先輩は椿ちゃん――――ではなく、吹雪の胸倉をつかみ上げ、キスをした。




……って、ええええええええええええ!!!?


「好きだ。付き合え。」


そのまま、平然と告白をした。

「だから、嫌だってんだろ。このアホ。」



吹雪も吹雪で、その告白を平然と断り、そのまま彰先輩を殴った。

思いのほか強い吹雪のパンチで軽く吹き飛ばされた彰先輩は、殴られた頬を抑えながら体勢を整えていた。


なんだか、何回もこのやり取りやってます、的な感じなんだが…!?


周りの皆はぽかーんとしていた。

ぽかーんであって、ポンカンではない。

あ、つまらないって?

だって、俺もぽかーんとしていて、思考回路が上手く廻らないのだ。

悠治先輩に至っては、ムンクの叫び並に凄い表情(かお)してるし。


とまあ……、




この生徒会に、まともな人はいないようです。

あ、俺と椿ちゃん以外な。


【先生、切っっっ実に普通要員をください。】


(…椿ちゃん、俺達だけでも普通でいような…。)

(?何が?)

(……いや、なんでもないや。)

(それにしても、鈴宮先輩、吹雪の事が大好きなんだね~っ!)

(偏見ない所も、まるで天使の様だ…!)

はい、なんっつーか、管理人の趣味まっしぐらになってるのは気にしない。

あい、こななちは~。

今回は、この話初登場のプロフと行きます。


名前:鈴宮彰(すずみやあきら)

性別:男

誕生日:5月4日

血液型:A

身長:175cm

体重:62kg


基本的にはクールなのだが、喧嘩っ早く、吹雪が大好きで見かけたらいつも求婚(プロポーズ)ならぬ告白をしている。

まがった事が嫌いで記憶力がとてつもなくいい不良。変わりモノですね。

黒髪黒眼の純日本人系。吊り細目で、髪は長いので下で一つに縛っている。

因みに、書類管理担当です。


では、お疲れさまでした。

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