prologue
基本的にはギャグ路線で行きますが、
物語が進むにつれて、キャラ達の苦悩や哀しみ、闘いや残酷な表現も出てきます。
たまに同性愛を取り上げる事にもなるかもしれませんが、ご了承願いますよう。
基本、カオスです。
―――――――――――――この世に表と裏がある様に、
光と闇が存在する。――――――――――――――――――
ある時代、日本のどこか。
嬢兜私立翁桐楼学園
その幼・小・中・高・大一貫学園でも当然ながら、光と闇―――――――――――つまり、<昼>と<夜>が存在していた。
「ギャオオォォォ!!」
この世のものとは思えない断末魔が響く。
そんな声を出したのは、人という形から大きく逸脱した化け物――――――その名も人異成種。
人異成主は、そのまま倒れ込んだ。
そして、その傍らに佇む一人の‘人間’
その出で立ちは、漆黒の‘闇’その物だった。
「フン…今宵は最低ランクのザコだけか…。」
言葉を聞く限り、今までに何体もの人異成主を倒してきた事が分かる。
スッ……。
そこに暗闇から現れた、仲間と思しき人物。
「隊長、もう最終時刻を廻った。
…今ので最後だろう。」
隊長と呼ばれた者は不潔な緑の返り血と思しき物を振り払い、剣を鞘に収めると、
「わかった。
――――――行くぞ。」
そう言って、部下らしき人物と共に、光という言葉を忘れた漆黒の中………学園の闇と同化したかのように、消え去った――――――…。
【やがて夜は昼に、】
(おわることのない、むげんのループ。)
こんな支離滅裂な表現しか出来ませんが、
温かい目で見守ってくれればなあと思います、うぃ。