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プロローグ
よろしくおねがいいたします!m(_ _)m
「E判定か…いい判定だよね!!伸び代があるってことだ。伸び代しかないよ!よし今日も頑張ろう!」
そう言いながら歩くのはわたし、池島美子。二橋大学法学部への合格を目標にする高校3年生。3年で初めて受けた模試の結果を見て絶望中。
まぁでも、2年生の頃とかはネット小説の『家族にも婚約者にも愛想を尽かした努力家令嬢が氷公爵に溺愛されるまで』、略して、『どりょでき』にはまってほとんど勉強してなかったからな…仕方ないよね。まだまだこれからだ!
ポジティブに考えようとしつつも、模試の結果にため息をついていると、可愛い猫発見!右からは暴走したトラック。
うん…?暴走したトラック…?猫ちゃん、轢かれちゃうよ。そう思って後先考えずに全力疾走。
猫は助けたけれどもわたしの体にトラックがヒット。
あぁ、人生終わりかな…?流石に。まだまだ成長途中だったのに…。
そうして、わたしの人生は幕を閉じた。
と思ったけど、目が覚めた。わたしの目に映るのは見慣れない天井だった。
拙い文章ではありますが、お読みいただきありがとうございます!