暴食王・グラトニカ
個体名 【〈ERROR〉グラトニカ】
LV. 228
HP.560000/560000 MP.86000/86000
SP.〈ERROR〉
アクティブスキル 『覇食LV.10』『怨毒不壊・殺生石LV.10〈ERROR〉』『拡張解析LV.10』『怨毒精製LV.10』『魔王の吐瀉LV.10』『千刃纏いLV.10〈ERROR〉』『無双腕・百LV.10』『強制停止命令権LV.10〈Extend4〉』『加速LV.10』『土竜の如くLV.10』『気配感知LV.10』『熱源感知LV.10』
『砕け散れ、我が宿業』
パッシブスキル 『嗅覚LV.10』『思考加速LV.8』『マルチタスクLV.10』『スタミナ消失』『狂戦士の不屈LV.10』『不退天LV.10』『星の叡智LV.7』『思考盗聴LV.7』『死が二人を分かつまで』『妄執LV4』『クライマックスビートLV.10』『百足走りLV.10』『我が覇道ここにありLV.10』『恐れ知らずLV.5』
ユニークスキル 『更に先へ』
■■■■■■■ 『■■■■■■』
魔法 『不醒の邪眼LV.2』『永衰の邪眼LV.2』
称号 『飢える者』『貪る者』『同族を喰らう者』『破滅の先触れ』『到達を待つもの』『到達者』『万物を喰らう者』『魔王』『スピードスター』『愛する者』『妬む者』『苦痛に喘ぐ者』『砕けた根幹』『途絶えた可能性』『追われる者』『厄災』『外れた者』【暴食王〈ERROR〉】
状態 寄生 変異体 拘束 部分封印
〈暴食王関連フレーバーテキスト〉
【暴食王】
[今代は潰え、しかして可能性は残り続ける根幹の一欠片]
[王はただ孤独であるが故に自らの在り方に悩み、孤独であるが故にただただ強き者としてあり続けた。
終わりなき戦い、王の名を冠する同士、小賢しい下等生物の知恵、それら全てが糧であり餌]
[永き生の中に存在する孤独、それが暴食の罪に対する罰、愛した伴侶も血を分けた我が子すらも喰らわずには居られぬ無限の食欲、それこそが暴食王の宿業なのだ]
「ああ、愛しき子らよ」
「どうか私を許さないでおくれ、孤独に耐えきれずこの世界に産み落とした事を」
「お前達を愛してやれぬ我が心根の弱さを」
「そして我が宿業を受継ぐ子よ」
「どうか」
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『更に先へ』
[命尽きようともただ殲滅するために駆け抜け、その体を一条の矢と変える暴食の王へといつか捧げられたただ1つだけの『スキル』]
[一歩でも先へ、一歩でも遠く、一歩でも自分を成長させるためのマスターピース]
[その物に与えられた名前は<グラトニカ>全てを喰らい駆け抜ける者]
[いつか与えられた名は宿業を捨て新たなる可能性を見つける]
[そうなるはずだった罪は消え、力と引き換えに自由を得る]
[それが見せかけだけの自由に過ぎず、逃げた先にすら救いは無いと知っていても]
[わからないか?わからないだろう、貴様なぞにわかってたまるものか]
[これこそが私が見たかった可能性なんだよ、■■■■■■]
[理を越えていつか相見えようグラトニカ、それまでこの力は君に預けることにする]
『砕き散れ、我が宿業』
[永久に戦いを続ける孤独な王が決して持ってはいけない力]
[それは世界の摂理に反し、故に罪深い一撃となる]
[それは離叛なのだ、この世の歪みきった摂理への、この世界を創った何かへの]
[永久に戦い続ける摂理、永久に苦しみ続ける宿命、それら全てを破壊する]
[ただの一撃に全てを注ぐ、王には決して許されなかった英雄のための讃歌であり想い]
[ああ英雄よ礼を言う、ここに始まるは新たなる物語]
[王であることを捨てた、矮小な虫ケラが神をも喰らう叛逆の証明]
〈種族関連〉
『へカトントレイル』
『暴食王』である『アトラストレイルマザー』と呼ばれる途方もない体長を誇る巨大ムカデの無数に産まれる卵から発生し、ありとあらゆる土地に定着しては生態系を破壊することなく、時に己の姿を変えて適応する種族。
系譜としては直系の子孫は全て『へカトントレイル』として産まれ、その後氷河に根付いた者は超低温下でエネルギーを失わぬように進化した『グラキエストレイル』
もしくは砂漠の乾燥や熱に耐性を持つ『サクスムトレイル』など多岐にわたる。
また成長するにつれ身体は巨大に進化し『へカトントレイル』→『ギガストレイル』→『タイタントレイル』→『アトラストレイル』→『アトラストレイルマザー』となり、逆に小さく進化していく種族もいる。
生まれ持った知能も人類種族にやや劣る程度なため長く生きた個体は時にそれを凌駕することもあり、そういった個体はリソースを貯め続け長老級となる。
繁殖方法は基本的には卵生、アトラストレイルマザーから産まれた個体、所謂『直系』にあたる存在達は母である先代暴食王が己すら容易く捕食し糧とする存在であることを本能的に理解している、そしてそれは母も同じであるために直系は皆様々な方法で卵が他所の土地に運ばれていく。
そして直系以外の子はそれぞれの独自のコミュニティを形成し、親が子を守り食事を与える様子が近年目撃されるようになった(というかそれまでは発見した者が帰ってこなかった)。
成体の『へカトントレイル』は大きいものだと馬車が通れる程の道のようなサイズとなる、故に百足の街道と呼び名が付けられ、名付け親となった研究者は「この生き物はこのサイズこそが一番大きいのだ」と豪語した(後にかなり栄えた街を一息に轢き潰す暴食王の存在を認知、その後失踪した)
何人もの生物学者が調査を行ったが、現在でもまだまだ謎の多い生き物であり、蟲人族と関係が深い側面があり、また蟲人の中には暴食王こそがこの世の王であると信仰し、その身を捧げている者もいると言われている。
また、近年囁かれている噂によると現暴食王は日に日に弱っており、近い内に代替りを行うのではないかとされている(とはいえ現暴食王がいつから存在していたのかを知る者がいないため眉唾ものではあるが)。
賢明な読者諸君はこれ等の生き物の痕跡を遠くから発見した場合、即座にバックパック内の全ての食料を投げ捨てその場を離れることを推奨する。
なお、もしも見える距離にこれ等がいた場合は死ぬまでにやりたい出来事をできるだけ素早く思い浮かべて実行に移すことだ、パーティメンバーへの告白とかね。
巨大生物学者、カリム・アイゼンベル
[生ける山脈、巨大節足動物の世界]より抜粋。
おまたせしました異世界ハリガネムシの設定資料集になります!今後作中で語られなかった説明などこちらでガンガン説明していくので是非ブックマークや感想、評価などお願いします!!