【コント】病院にて
場所、病院の診察室
医者=ツッコミ
患者=ボケ
医者「54番の方診察室に入ってください」
患者「54番、畑山修造、浮世船」
医者「歌わなくて良いですから、どうされました」
患者「朝からお腹が痛くてご飯が三杯しか食べられないんです、いつもなら十杯は軽いです」
医者「ご飯を三杯も食べられたら十分でしょう、シャツを上にあげてください」
患者「うっシャー」患者、シャツを脱いでシャツを持ったまま万歳をしている。
医者「何をしているのですか?」
患者「頑張ってシャツを出来るだけ上にあげています。能力の限界に挑戦してます」
医者「あのう、ポージングは何のために?」
患者「せっかく脱いだので、サービスです。
医者「サービスは不要です。診察をさせてください。次の患者さんが待ってます」
医者「大きく息を吸って、はい息を止めて」
聴診器をあてると患者が笑い出す。
患者「そこは笑いのツボなので、別の所でお願いします」
医者「ここは大丈夫ですか?」
患者「大丈夫です」
医者「大きく息を吸って、はい、息を止めて、はい、息を吐いて」
患者「先生、苦しいです」
医者「どうしました?」
患者「もうこれ以上息が吐けません」
医者「普通に息をしてください」
患者「吸うって吐いて吸って、吐いて、第二体操」
医者「ここでラジオ体操はしないでください」
医者「お腹の痛みはありますか?」
患者「お腹は痛くありません」
医者「食べ過ぎのようですから胃薬を出してしておきますね」
患者、ポージングはを始める。
医者「服を着てください。診察は終わりました」
患者「先生、俺のお腹なんですがシックスバックなんですけど、異常に硬いんですよ」
医者「鍛えあげた筋肉ですね、とくに問題はないですけど」
患者「俺、お通じが最近無くて不安で不安で」
医者「下剤も出しておきますね」
患者「俺、飲み薬は効かないので浣腸でお願いします。
患者、ポージングはをしながら診察室を出て行く。
医者「どうしてポージングはしながら診察室を出てゆくの」
患者「サービスですよ」
医者「服を来てください、待合室でポージングはしないで。おばさんがビックリしてひっくり返えっちゃった。こら、そこでズボンを脱がないの」
医者「鍛えた身体を見せに来ただけじゃないのか」
医者「警備員さん、その人に服を着せて」
医者「お待たせしました55番の方診察室にどうぞ」
患者「55番、畑山修二、湯煙慕情」
医者「僕、お腹が痛いので僕帰ります」
患者「先生、うちで腹筋五百回すれば腹痛は治ります。ウチのジムに入りませんか」
医者「もうやってられないわ」
ー終わりー