第7話 鬼ごっこ編(最終編1)
今回で一応鬼ごっこ編の最終編がはじまりました。
ここは...なんなんだ
僕はその少し大きな穴に落ちた。
春『パソコンやカメラや変な機械がいっぱいあるな...』
腕時計で地図を見ると、unknown...とでてきた。
春『ここは地図じゃわからない場所...』
光野さんを探さないと行けなかったが、鬼はまだ1人残っている。
春『鬼がもしここにきたら...逃げ切れるのか...場所もわからない場所で』
そう思った時に上から話し声が聞こえた。
『火事が原因なのか...それとも誰かが壊したのか...とりあえず、この穴を埋めないと』
やばい!人が来る!逃げないと
僕は前に走って進んだ
もし見つかったら...またあのペナルティが来るのじゃないかと思い。
奥へ進むと部屋が2つあった。
1つは鍵がかかっていて、もう1つはかかっていないようだ
春『空いている部屋に入ってみるか...』
うぐっ!
異臭がした。
中には...死体がたくさんあった。
春『な、なんで死体が⁉︎』
『あなたもきたのね』
春『だ、誰⁉︎』
美咲『私よ』
春『光野さん⁉︎よかった!』
美咲『ちょ、ちょっと抱きつかないでよ』
春『それはそうと、なんで死体が...』
美咲『わからない、でも調べるには時間がなさそうね』
春『どうして?』
美咲『残り時間は、あと3時間よ』
春『え、もうそんだけなの』
美咲『そうよ、気を失っている時間が長かったのよ』
春『よく鬼に見つからずにすんだよ』
美咲『その鬼が、今日誰も捕まえていないことに気付いた?』
春『えっ?そうなの?』
美咲『そう、鬼が捕まえた人数も腕時計でわかるみたいなの』
春『じゃあ、やる気がないだけか、たまたま本当に誰にも会っていないのか...』
美咲『もしかしたら、私達みたいな事をしているのかもよ』
春『それなら、仲間とかに...』
美咲『無理ね、敵同士なんだから。どっちかが死ぬ...これは覆せない』
『誰だ⁉︎そこにいるのは!関係じゃない声だぞ!』
その声の主は、さっき1階で聞こえた声だった。
春『光野さん、ドアの裏に隠れてこっそり逃げ出そう』
美咲『もっと調べたいことはあるけど、そうするしかないわね』
『どこだ!』
その男は僕達がいた部屋に来た
その隙に、その部屋から出ることに成功した。
春『暗かったから、逃げだせたね』
美咲『あれ...』
春『どうしたの?』
美咲『地上へ帰る穴が塞がれている...』
春『な、なんで⁉︎どうやって⁉︎』
『そこか!やっぱりお前らそこからきたのか』
春『どうすれば...』
美咲『顔だけは見られないようにしなさい』
春『どうにか...できないのか...』
『ガード確認...絵は男女2人が、体真っ二つになって死ぬ絵...よし、okだ』
美咲『あいつは何を言っているの...』
その男の服装は白衣で、イルミナティカードを持っていた。
春『やっぱり、あのカードには...ちょっとごめん』
僕は光野さんのポケットを探った
美咲『ちょ、ちょっと何すんのよ!』
春『いいから、少しだけ落ち着いて』
予想通り彼女のポケットにイルミナティカードがあった
春『よし、確認するぞ』
イルミナティカードの後ろ側は青色だった。
春『青色だったっけ...白色だった気が...』
『お前ら、カードを持っているのか。だがな、お前は何も分かっていないようだな』
春『な、なんだこれ...やっぱり普通のイルミナティカードじゃない⁉︎』
美咲『あんた、何言ってんのよ』
カードの絵は剣が描かれていた。
春『剣...全くわからない』
美咲『きゃぁぁあ』
彼女の悲鳴が聞こえた。
春『えっ...』
彼女のお腹にはカッターナイフが突き刺さっていた。
『ふっ、避けられないのは知っていた。後は...』
美咲『に、にげて...』
春『光野さんだけ置いて、逃げれないよ!』
僕は男にタックルした。
『このガキ!くらえ!』
タックルして、カッターナイフが抜けたが、代わりに僕に刺さった。
美咲『そ、そんな...』』
『ふっ、少し変わったが大体当たったな。あいつの研究もすごいや』
春『あ、あいつって...』
『お前らはもう死ぬんだ、聞いても意味がない』
春『か、カードは?』
僕はもう1枚のカードを見た。
そっちの方は裏が赤色で、絵は【unwinding】という文字が書いてあった。
春『なんだこれ...普通のイルミナティカードと違うのか...?』
『うらあ!』
僕の手にナイフが刺さった。
春『光野さん、これを受け取って!』
2枚のイルミナティカードを投げた。
美咲『な、なにこれ...unwinging?』
『そ、それは!』
その瞬間僕の目の前が赤く染まった。
最終編が始まりました。
新たに2つのイルミナティカードが出てきました。
一体、何の効果があるのか




